アメリカ村

ストリートが価値主義の最先端?


個人的にまた最近よく「評価主義経済」がどうのこうの‥

ってよく聞くようになってきた気がして、『お金2.0』をざっと読み返していました。



その中で、

どんな経済システムの中で生きていくのかも自分で選んで自分で決められるようになっていく。

と、書いてありました。



資本主義から価値主義に移行していくと、


共通の価値基準をもった人が集まり、その人たちでコミュニティを形成し、そのコミュニティ単位で経済圏ができていく。

また、その中で、人は一つのコミュニティに依存するのではなく自分と価値基準を共有している、複数のコミュニティをまたいで活動することができる。


とこの本は言っていると理解しました。

あるコミュニティで溜めた価値を保存して、他のコミュニティでその溜めた価値を使用するためにトークンがあると便利なんだろうな、

とか感じたわけですが、





思い返してみると、

価値基準を共有したコミュニティベースで経済が動いているケース、ストリートで見られるよ!

って思いました。


自分は高校生の時に服が好きで(特に古着)、ほぼフルタイムで働いていたバイトの給料を服を買うことに当てていたのですが、その際に一番頻繁にいっていたのが大阪のアメリカ村です。

ファッション関係のイベントであったり、古着屋さんの周年パーティーであったりと色々行かせてもらっていて、その中でアメリカ村についての話もよく聞いていました。



アメリカ村には、めちゃめちゃパンクなホームレスのおっちゃんがリッチに暮らしています。

(←ホームレス×リッチに違和感を抱いた人は価値観の多様性に触れて来てない人ではないでしょうか?)


この人がなぜリッチかっていうと、「パンク」な方で尖ってるからなんですね。

この人は、どうやら「パンク」を崇拝している人たちからのお金をもらい生活しているようです。


つまり、「パンク」に価値を感じる人たちがおっちゃんの生き方それ自身に対して、トークン(ここでは日本円)を支払い、おっちゃんはこのトークンを使ってコンビニで好きなものが買えるのです。


あるコミュニティにおいて高い価値を生み出していることによって、違ったコミュニティでも不備なく活動できるのです。




こういった尖った生き方が公により許容される世の中の方が面白いな〜




てか、やっぱりストリートが時代の最先端なのかもね〜



ついでに、

しげさん

お金2.0


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