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起業の夢

 起業というのは”新しく事業を起こす”ということで、簡単に言えば会社を作ることです。一般的には株式会社のような法人を作ることですが、個人事業主でも起業になるみたいです。起業すること自体は簡単なことで、例えば、資本金・発起人をそろえ、登記の手続きさえすれば”会社設立”はできます。最近は少ない資本金でも会社を作ることができますし、起業に必要な準備の資金額は年々低下している傾向にあります。ただし、会社を登記するためには様々な書類を提出する必要があり、それには10数万円程度はかかるみたいです。

 さらに、起業を支援するために公的な創業支援も増え、また資金調達の方法も、ベンチャーキャピタルやエンジェル投資家の融資による資金調達、クラウドファンディングによる資金調達など、資金調達の方法も増えていて、起業のハードルは下がりつつあるようです。日本では、起業したい人が少ないため、公的な機関が起業を応援し、起業を促進しようとして有利な制度や資金調達の条件があつまりやすい傾向もあります。

 ”魅力的な”起業は、考えないわけでもありませんが、かなりのリスクが伴います。起業することと、”起業を成功させる”ことは全く違います。統計的には、起業の1年目で約3割が廃業します。つまり1年目で多くの会社が淘汰されてしまうわけです。ただし、最初の壁(廃業率3割)を乗り越えて軌道に乗ると、今度は9割は廃業することなく事業を継続することができるという統計データもあります。

 現在、(独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構の受託研究でMT探査装置の開発を実施しています。この研究の基になったのは、私と共同研究者の特許です。この特許は、過去には九州大学が所有していましたが、今では私を含む二人の共同特許になっています。このプロジェクトが軌道に乗れば、新型MT探査装置の販売/レンタルや、調査/解析サービスなどの仕事が出来そうです。

 現在私を含めて、三匹のオッサンでこの研究プロジェクトを進めていますが、四・五匹目のオッサンの協力も得られそうです。実際に起業するかどうかは未定ですが、一つの大きな夢ではあります。起業するかどうかも分からないのに、私の頭の中では会社名の案は決まっています。ここで書くとパクられる恐れがあるので書けませんが・・・。数年後を乞うご期待。

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