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自己否定は天地の摂理を疑う暴挙です


「あなたは偉大な存在です」

こんなことを言うと、「ウソをつくな!」と叱られてしまうでしょうか。
でも、全然ウソではないのです。

あなたは本当に偉大な存在であり、だれもその尊厳と権威を侵害できません。
もし侵害している人がいるとしたら世界中でただ一人だけ。
それは『あなた自身』です。

今日は生命科学的な側面から、あなた自身についてお考えいただきます。
まず、この質問に答えられますか?

「あなたの身体は、物理的にいくつの命から成り立っていますか?」

ご存じの方も多いと思いますが、人体はおよそ37兆の細胞から形成されています。
つまり、あなたは37兆もの生命の集合体であり、その昇華された姿なのです。
37兆と言えば、地球上の人口すべての、実に4,800倍もの数となります。

この一件を見ただけでも、あなた自身の存在の重さがわかるはずです。
自然界は無意味に37兆もの細胞を集めて人体を作りはしませんから。


また、別の見方であなたの中にある命の数を数える方法もあります。
あなたをこの世に生み出した両親2人、その両親4人、そのまた両親8人。
この方法であなたの中にある命を数えると、いったいどれほどになるのか・・・

10世代をさかのぼれば1,024人です。
100世代をさかのぼれば1,267,650,600,228,238,993,037,566,410,752人。

人類に進化する以前まで考えたら、もうさっぱりわかりませんね。(笑)
あなたの中には、これほど多くの宇宙や自然のパワーが含まれているのです。
そしてまた、これほど多くの必然が重なり合ってこの世に生まれてきたのです。

自らの存在価値を否定することがどれほど大きな罪か、これでおわかりでしょう?
自己否定は天界の法則、そして自然の摂理を疑う暴挙にも等しいのです。


私は時々、ご相談にいらしたお客様を叱ることがあります。
それはお客様がご自分の尊厳や存在価値をないがしろにしようとする時です。

誰であれ、この世に意味なく生まれてきたということはありません。
また、あなたが生き続ける限り、毎日ほかの誰かが救われ続けているのです。
この単純な真実を否定することは、生命に対する冒涜であり、大きな罪です。

あなたの存在は、職員室の一部、勤務する学校の一部にとどまるものではありません。
国家の一部、国際社会の一部、そして自然界や宇宙の一部でもあるのです。
壮大な自然や宇宙の一部ですから、あなたが偉大な存在でないはずはないのです。

「あなたは偉大な存在です」

冒頭に申し上げた私の言葉に何一つウソがないことをご理解いただけましたか?
あなたの存在意義を否定することは、天地の摂理に照らせばまちがいなのです。
それどころか、あなたには膨大なパワーが秘められている事実があるのです。

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