D2Cブランドでなければ生き残れない
どうも、ホンマです。
もしあなたが、アパレルや雑貨販売のビジネスをしているなら
今日のこの話はきっと役に立つはずです。
いきなりですが、アパレルビジネス
上手くいってますか?
日本はもちろん、「D2C」元祖の国アメリカでは、ここ数年、イケてるビジネスはまず「D2C」のビジネスモデルなのです。
今日は、日本のアパレル業界を賑わしている
「D2C」モデルについて書いていきます。
ちなみにイケてると言うているのは、売れて
いるのは当たり前。
そ最も重要なのはクリエイティブでかっこいいという
ことなんです。
それは、あなたにとっても必要なことではないでしょうか?
D2Cとは?
てか、そもそも「D2C」ってなんやねん!
こういう小難しい3文字を並べられるのって、
なんだかハラ立ちますよね〜(笑
でも大丈夫です、これからゆっくり
ひとつずつ書いていきますね。
このブログを読んだあとあなたは、
・「D2C」が何のことか、しっかりとわかるようになります
・日本にいまキテいる、「D2C」の大きな波に乗れます
・アパレルの転換期を生き残る方法を知ることができます
ざっと書いてみましたが、早速いってみましょう。
今、もっともイケてると呼ばれるD2C(ディーツーシー)とは?
「D2C」とはダイレクトトゥコンシューマーの略で、
簡単にいうと「メーカー直販モデル」。
ということになります。
「メーカー直販」てあの、テレショップとかで
やってるやつ?
って、考えちゃった人もいるかもですが、
メーカーが直接することは間違いない。
ですが、中身はかなり今っぽくなっています。
いわゆる従来のメーカー直販と比べて
違うのが以下の三点です。
・ストーリーテラー
・商品<コンセプト
・テクノロジー
順番に上から説明していきます。
強い影響力を持つ「ストーリーテラー」
まずは「ストーリーテラー」
例えば、まず販売する店舗はECからスタートし、
徹底的にブランドメッセージを発信し続けます。
一言でいえばお客さんづくりではなく、
「ファンづくり」
をやっています。
ここには必ず影響力のある「ストーリーテラー」
が存在します。
彼らが伝えているのは、従来の
ファッションブランドがやっている
クールなコレクションを見せたり、
派手なランウェイを見せたり、
セレブがこぞって着ていたり、
商品の機能だけを強く押したり、
価格的優位性だけを伝える
といった情報だけを出していません。
あくまでそのファッションブランドが
持つ世界観を伝えていきます。
「おいおい、世界観て何だよ〜!」
ってなりますよね。
従来のプッシュ型の情報をだけを
打ち出すことは今の時代とずれ始めます。
文字通り「打ち出す」のではなく、
「巻き込む」といった感覚です。
もちろん、ファションブランドなので
インフルエンサーのカリスマ性や、
ブランド自体への憧れが全く無しと
いうことでも成立しませんが。
例えば、私も参画しているJuemi( @_juemi_)
はデザイナーのカリスマ性でファンを求心して
いるわけなのですが、
顧客さんとはECだけではなく、
オフラインのイベントでも接地面積を
増やしていきます。
従来のアパレルの受注会は、PR関係者や
身内を中心に展開していました。
しかし、Jeumiの場合は、基本は顧客さんとの
リレーションシップを深めるために行われます。
ケータリングや催し物などを用意し、
デザイナーやスタッフと接点を持ちます。
平均して一年に4回ほど行われ、上位ランクの
顧客さんたちは、招待され優遇されます。
そこでは、一緒に写真を撮ったり、かわいい
ケータリングを食べたり、スタッフと一緒に
プライベートな話をしたり。
と、そのイベントでは顧客さんの感情が動くことが
散りばめられています。
もちろん商品の説明もしますが、従来の販売員
のポジションではなく、あくまで顧客さんに
共感するアドバイザーになります。
顧客さんはアドバイザーへ、自分のライフスタイル
や持っているアイテムについて相談し、
アドバイザーは共感し、顧客さんの悩みを
解決していきます。
そうしていくうちに顧客さんはブランドの
「ファン」になっていきます。
難しい話に聞こえるかも知れませんが、
目に見えるデータや商品ではないもので
「ファン」を作っています。
コンテクストの力を使う
お客さんが買っているものはただの服ではなく、
その環境が作り出すストーリーを
買っていることに気がつくでしょうか。
服がコンテンツであるならば、コンテンツと同様に
とりまくコンテスクスト(環境)もめちゃくちゃ重要になります。
ここ、かなり重要なポイントです。
大切なのは、コンテンツではなくコンテクスト。
ファンを作るストーリーテラーを際立たせるには
コンテンツよりも、断然コンテクストです。
なぜメーカー直販モデルの「D2C」に
コンテクストが重要なのか?
結構ぶっちゃけた話になりますが、
誤解を招くことを承知で書きます。
現代のアパレルにおいて、モノだけ見てその商品の
良し悪しってわかりますか?
正直ベースで書きますね。
もし、私がアパレル業界で働いてなければ、
ユニクロとその他の中国製の服の違いは
わからないと思います。
そして、それらの生地や縫製のクオリティが
どれくらい違うのかさっぱりわからないです。
生地が厚くて重ければ、高級なんじゃないか?
さわり心地がスベスベだからいいものなんじゃない?
この程度の判断が精一杯だと思います。
また、今の日本で、シャツに3900円も支払えば、
ゴミのような服を掴まされる可能性も
かなり低くなりました。
過激な大量生産により、安くても品質が安定した
物ができるようになり、安かろう悪かろうは過去の話に
なりつつあります。
また、比較対象はユニクロになり、フォーエバー21のようにトレンド性はあるけど、粗悪な製品を販売したところは、SNSで叩かれ、比較ブログで蹴落とされるようになりました。
似たようなことは飲食業界でも起こっています。
例えば、そのへんにあるラーメン屋さんや
カレー屋さんのようなレストラン。
今の時代、めちゃくちゃまずいラーメン屋やカレー屋へ
行くこと自体が難しくなりました。
これは何かというと、食べログやRettyなどの
グルメアプリのおかげで、まずいレストランに入る前に
大方の情報が手に入ってしまうからです。
SNSやインターネットの比較ブログが進化したおかげで、
服にしてもレストランにしても状況は似ていて、
ある程度のプライスレンジの中では
商品(コンテンツ)自体に差をつけるのは
難しくなっているということです。
では、商品に違いが出せないのであれば、
何であなたの商品に優位性を持たせるのか。
それこそが、コンテクストであり、
ブランドの世界観です。
もちろんファッションなので、世界観同様に
ブランドビジュアルも大切。
しかし、それを
誰が(WHO)
どこで(WHERE)
どうやって(HOW)
伝えるかがさらに大事です。
お客さんは◯◯で買っている?
当たり前ですが、買っているお客さんは人間です。
人間は「感情」で行動します。
もし、あなたのお客さんがAIだったら、きっと
安くて丈夫でトレンド感のあるものをセールのタイミングでしか買わないでしょう。
機能や特徴や価格だけで商品が売れるなら、
みんなきっと全身ユニクロで買うんじゃないかと(笑
ただ、幸いなことに人間がお客さんであれば、
「感情」が動いて、購買につながります。
商品の違いを出すのが難しい今の時代で、もっとも
違いが出せるのは「誰(WHO)」です。
つまり、もっとも感情が動くのは
「誰(WHO)」が伝えているかです。
人は人からの影響を何よりも受けます。
「いーや、おれは誰の影響も受けずに生きている!」
と言っていても、何かにツッコミ入れてる時点で
影響されていますw
しかし、今回長くなってしまったので、
この「誰(WHO)」については次回書いていきますね。
この投稿が面白いと思った方は、なんでも
コメント書いてもらえたら嬉しいです。
あなたの一言で、めちゃくちゃやる気になって
次回も書き続けます!
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
今日も楽しんでいってらっしゃい。
ホンマヒデ
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