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「P2C」が売れる秘密。 インフルエンサーとの正しい協業のやり方

✗D2C → ○P2C

じつは、最近になって気づいたことがあります。

これまで私アパレルD2Cとは何かを
声高らかに発信してきました。

 しかし、どうやらそれらは「D2C」
ではなく、「P2C」だったらしい。

 先日、まだ肌寒くなる前にメンターであり仲間の
大森健巳さんからLINEを受けとりました。

 「ホンマちゃん、これ知ってる?」
という文章とYoutubeのURLが一行。

 さっそくそのURLをポチッとすると、
青汁王子が語りはじめました。

 そう、この青汁王子が語るYoutubeこそ、
私がこれまで書いていたことが「D2C」ではない

ということを教えてくれたのです・・。

 どうやら私がやっていたことは、「D2C」ではなく、
「P2C」(Person to Consumer)だったらしい(笑)

 

ざっくりゆうと「D2C」から細分化して
「P2C」になったということなのだけど、

 「D2C」がメーカーと顧客がつながるのに対して、
「P2C」は、インフルエンサー個人と顧客が直接つながる。

 ただ、私の場合はインフルエンサーのブランドを仕掛けている立場
ということになるので、「D2C」と「P2C」の間の、
「DP2C」とでも言えばいいのか。

 なんだか余計にややこしい・・(苦笑)

 ブラジリアン柔術でもラバーガードというガードスタイルが
あるのだけど、頭文字が「L」なのか「R」なのか、

 恋人なのかゴムなのか、なぜラバーなのか
ややこしい・・。

 結局は「D」でも「P」でもどちらでも良いのだけど、
インフルエンサーが作るブランドの価値を高める。

 というのが、これまでやってきたことでした。

 個人の持つ影響力とブランド本体が持つ
影響力がどちらも必要になる。

 売れるならどっちでもいい、と思われそうだけど
細かなすみ分けを明示してくれた青汁王子には素直に感謝。 

 インフルエンサーと不仲になったら?

こんな質問を受けました。

 「インフルエンサーに出ていかれたらどうするんですか?」

 うん、これはなかなか核心に迫った良い質問です。

 そう、インフルエンサーブランドだけに、インフルエンサー
本人のやる気が無くなったり、私との仲が悪くなったり、

 他にも、めちゃくちゃ売れて、一人でやっていきます、
ありがとうございました、さようなら。

 みたいなことが起こることも、十分ありえる。

 めちゃくちゃ売れてインフルエンサーが天狗に
なるケースの反対で、思っていたより全然売れなくて継続不能になる。

 なんてことも、かなりの確率でありえます。

 なので、在庫をリスクするメーカー側からすると、
なにがなんでもインフルエンサーの影響力を使ってとっとと売上を作りたい。

 しかし、永年、いくつかのブランドをインフルエンサーと
ともに仕掛けてきて、だいたいわかってきたことがあります。

彼らの影響力を道具として使うのは、あとあと問題になる

パートナーに対して、機能面だけで付き合おうとすると、
あなたも彼らにそう思われる

お互いに信用の基盤があり、その上でビジネスは成り立つ

きれいごとを並べて申し訳ないのですが、何人ものインフルエンサーと
仕事をし続けてみて、ほんとにそう思います。

そして、

 ぶっちゃけ、フォロアーが何十万人いたからといって、
まず、そんな簡単に何でもかんでもは売れない。

 単発の商品をただ売るだけであれば、ある程度の
売上は作れるが、

 いちブランドとして展開していくとなれば、
単発ではなく、継続して売れることが必要になる。

 スタイルも必要になれば、季節だって関係してくる。

 有名人なだけで売れるのだったら、今頃
世の中は芸能人のブランドだけになっているはずです。

 インフルエンサーがいることで、認知は広めやすくなったけど
やっぱり商品としての機能やクオリティ、スタイルは必要不可欠です。

 
ということで、私がインフルエンサーと
協業するときはこれを大切にしています。

 「インフルエンサーがいなくとも、
独り立ちするブランドを作ること」

 
それができたら、インフルエンサーの人気に頼らずとも
ちゃんと売れていき、彼らがお休みしていても継続的に売上を作れます。

 
だから、彼らが休んでいたとしても
報酬を払うことができます。

 
もちろんインフルエンサーブランドだから、
はじめは彼らに依存することになるし、

 ブランド=インフルエンサー

 という認知でスタートします。

 しかし、いつまでも属人化ならぬ
属インフルエンサー化していると、アップもダウンも

彼らのがんばり次第。

みたいなことになります。

 
なので、売れるP2Cブランドを作っていくために
大きく二つの要素が必要になります。

 
その二つの要素とは、
「インフルエンサーとの関係づくり」
「売れるブランドの構築システム」

 
ここに集約されます。

 インフルエンサーとの関係づくり

 
もしかしたら、ブランドを運営していくにあたり
ここが一番キモになるところではないでしょうか。

 
「ホンマさん、関係づくりといっても仕事でしょ?」

 「契約書で全部済む話じゃないですか?」

って考えたくなりますよね。

 
しかし、プロ同士の仕事とはいえ、相手も人間。

 
どれだけ契約書に細かく内容を盛り込んでも、
がっちり内容をとり決めたとしても、

 自発的にやる気を持って、ブランドのために
行動してくれなければ、

 長期で売れるブランドを作ることはできません。

 単発でただ広告を依頼するだけの関係であれば、
告知投稿とストーリー投稿を○回、ライブも○回やってね。

 みたいなことでいいかもしれませんが、P2Cブランドを
作るとなるとそうはいきません。

 良好な関係づくりこそ、ブランドの基盤になります。

私がインフルエンサーと協業する時に

気をつけていることが5つあります。
その5つは、次回のnoteで書いていきますね。

 今回も最後まで読んでくれてありがとうございました。

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ホンマヒデ

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