見出し画像

最強のブランドイメージの作り方 その1

どうもホンマです。
 
ファッションブランドのSNS運用の

「要(かなめ)」ってなに?

「そりゃフォロワーの数でしょ!」
 
「いやいやイケてる写真でしょ!」
 
「誰とコラボしてるかでしょ!」
 
どれも大事ですが、要(かなめ)とは
呼べません。
 
もともと、要とは扇子の根本を留めている
金具のことを指します。

画像1


 
「要」がないと扇子はバラバラになり、
機能を果たしません。
 
これはファッションブランドにも
通じています。
 
ブランドSNSの「要」とは?
 
それは
 
「熱狂的なファン」
 
です。
 
ブランドにいくらセンスがあっても、
そこに「熱狂的なファン」が留まっていないと
 
ブランドSNSは機能しません。
それはなぜかというと。
 
「熱狂的なファン」は熱狂的になる
前の新規のお客さんを連れてきます。
 
「熱狂的なファン」はインスタの
メンション機能であなたのブランドを
拡めてくれます。
 
詳しくはここで書きました。


でも、「熱狂的なファン」もはじめから
「メンション」してくれるわけではありません。
 
このブランドを「メンション」したい。
 
そう思ってもらうことが大切です。
 
特に初めのうちは、お客さんからイケてるコーデや
ブランドの想像を超える投稿は上がりません。
 
なぜなら、あなたのブランドをまだイケてる
のか、そうでないのかがわかってないからです。
 
「これこそ私が探していたブランドだわ〜!」
 
と、ひと目見たときに、そう感じさせなければ
ならないのです。
 
そのためには、まずはあなたのインスタを見たときに、
「共感」してもらう必要があります。
 
「共感」と一言でまとめても、いくつかの
パターンがあります。
 
これは、また次回に伝えますね。
 
 
今回は、まずは今すぐ実践できるインスタの
具体的なページの設計方法を書いていきます。
 
まず、インスタには書ききれないほど
もりもりの機能があります。
 
・フィード投稿
・ストーリーズ
・リール
・ライブ
・IGTV
・タグ検索
・場所検索
・ショップ機能
など
 
便利な機能がたくさんありますが、
基本の二つからいきましょう。
 
それはトップページのデザインと
とストーリーズの二つです。

ブランドは玄関が命

 
1つ目。トップページのデザインは
なんのためにやるのか。

トップページを分解すると、

印象を作っているのが、この4つです。
 
1,フィード画像
2,アイコン画像
3,プロフィールテキスト
4,ストーリーズのハイライト

画像2

 @_juemi_4年目で12万人フォロワー

1,フィード画像


フィード投稿にはブランドのニュースや
新作情報、イメージを伝えることができます。
 
そして、投稿がまとまって見えるトップページに
さらに大切な役割があります。
 
誰かがどこかであなたのブランドを
知ることになり、インスタ内で検索したとします。
 
最初に見るのは、あなたのブランドの
トップページです。
 
人は視覚で第一印象を0.5秒から
3秒で決めると言われています。
 
はじめてあなたのインスタを
訪問した人はわずか数秒の間に
何らかの印象を持つわけです。
 
あ、これはブランドもそうですが、
個人のインスタも一緒ですし、
 
リアルに誰かと会うときも一緒です。
 
つまりトップページの9枚のフィード写真。
ここがあなたのブランドの玄関になります。

画像3

@Priveve_priveve 半年で1.6万人フォロワー


トップページ=2秒でジャッジ
 
と覚えておいて下さい。
 
お客さんの脳が一瞬で判断する際に
大事なポイントがあります。
 
それは何かというと。

「色」 

「え?なんで色?それより商品でしょ!」
と思いますよね。
 
視覚コミュニケーションに
最も影響を与えるのが「色」。
 

あなたもご存知のように、大企業は
必ずコーポレートカラーがあり、
 
アメリカ大統領選挙でも色を使い
自身のイメージをコントロールします。
 
人は遠くから何かを見たときに形
よりも質感よりも、まず先に色を感知します。
 
トップページで伝えたいのは、あなたの
ブランドの世界観です。

画像5

上のPriveveのトップページを参考にすると。

全体的に同じトーンのモデルカットが並び、

単調にならないように、雑誌のようなレイアウト

で組まれています。


コラボ商品を打ち出しを強めるために、デニムの

投稿は3✗1と3✗2のグリッド投稿も使っています。


トップページのカラーがガチャガチャと
多色を使っていたり、統一感がないと
ブランドのイメージは素人くさくなります。
 
また、多くのファッションブランドは、アイテム
とモデルルックだけにしてしまいがちですが、
 
大事なのは商品(コンテンツ)そのものよりも
色背景(コンテクスト)です。
 
カラーもそうですが、トンマナの統一や
フォントのバランス、写真の順番が
ブランドイメージを大きく左右します。


トンマナとは
「トンマナ」とは「トーン&マナー」を略した呼び方です。 「トーン(tone)」には調子や色調、「マナー(manner)」には様式や作風という意味があります。視覚でコミュニケーションではブランドイメージとグラフィックデザインに一貫性を持たせる事が重要です。



商品そのものが写っているよりも、むしろ
よく見えていないイメージ写真の方がインスタ
では重要です。
 
全身ルックが続いたら、寄りで見せたり、
服が続いたら、小物をだしたりなど。
 
アイテムそのものよりも、背景をみせて
世界観を伝えます。
 
フィード投稿するときは常にトップページの
9枚が自分の目的にあっているかを注意します

 
ちなみに、自分のフィードを計画的に投稿する
ためには、こんなアプリを使うと便利です。
 
事前にトンマナを揃えたり、物撮りなのか
モデルカットなのかのバランスを整えることが
簡単にできます。
 
APP グリッド

画像4

誰に向けてのプロフか?


次にここでしっかりアピールしていきましょう。

ーーーーーーーーーーーーーー
2,アイコン画像
 ーーーーーーーーーーーーーー
ブランドの場合はシンプルにブランド名が
多く使われますが、個人の場合はここも
大事なアピールポイントです。
 
ターゲットにどう印象づけたいかを
イメージしてアイコンを設定します。
 
若い女子のデザイナーであれば、
メイクやヘアもお客さんに共感してもらえる
ので、顔出し、キャラだしは大事
です。
 
しかし、ひとつ気をつけたいのは、私のような
オッサンクリエイターの場合。
 
お客さんは別にオッサンの顔には
興味なしです(笑
 
興味があるのはその人が生み出す
クリエティブです。
 
これは投稿のときにも言えるのですが、女子の
自撮りは共感が生まれますが、オッサンの自撮りは
見苦しいです。

乱発するのはやめましょう(笑

と、自戒の念を込めて書いたところで
今回も長くなったので、この辺で終わります。
 
次回は続きから書いていきますので
また最後まで読んでくれたら嬉しいです。

この投稿が面白いと思った方は、「スキ」

してもらえたら嬉しいです。
 
あなたの一言が励みになります!

いつも読んでくれてありがとうございます!

今日も楽しんで行ってらっしゃい。


本間英俊

#ファッション

#ファッションブランド

#EC戦略

#D2Cブランド

#最強のブランドイメージの作り方

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?