デジタル人材とは「プログラミングができる人」のことではない(から、誰もがなりうる)
はじめに
「当社にはデジタル人材がいない、足りない」という声が、毎日のように記事になっています。
本当にそうなのでしょうか?
それを考えるためにはまず大前提として
そもそも、デジタル人材とはどういう人材なのか?
を改めて考えないといけません。今回は、その辺について書いていこうと思います。
デジタル人材とは「プログラミングができる人」のことではない
そもそも、デジタル人材とはどういう人材なのか?については、様々な人が、様々な定義をしていますが、おおむね以下の記事にあるような人材だと考えられます。
記事中にもありますように、言ってしまえば「ビジネスとITを結び付け、DXを進めるために必要な人材」は皆デジタル人材になりうるということです。「プログラミングやITシステム(ソフトウェア/ハードウェア)に関する知識」はその中の一部にすぎません。
その意味で、デジタル人材としてのキャリアを積んでいこうとするのであれば、既にお持ちのスキルセットに、いかに足し算・掛け算でスキルを加えていくかの戦略が、今後は重要になってくるのです。
具体的にデジタル人材が身に着けたいスキル
これは上の記事で示された、東京都デジタルサービス局がWebサイト上で示しているものです。具体的には、以下から参照できます。
上のサイトでは、「組織が求めるデジタル人材像」について
と示しています。すなわち、「ビジネスとITを結び付け、DXを進めるために必要な人材」は皆デジタル人材になりうると言っており、それらの各分野のエキスパートは他の分野のエキスパートと連携することで、DXを実現していこうということです。やはり、「プログラミングやITシステム(ソフトウェア/ハードウェア)に関する知識」はその中の一部にすぎません。
では、具体的に「プログラミングやITシステム(ソフトウェア/ハードウェア)に関する知識」以外とはどんなスキルを指すのでしょうか? それは、上述の東京都が示したデジタルスキルマップをよくみると、今後身に着けるべきスキルのイメージが見えてきます。
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