“環境”とは何か?〈自己分析22問目〉
先日弟が通う学校の近くにたまたま行く機会があって、その時に校舎から出てくる学生さん達とも遭遇しました。めちゃくちゃ明るい学生さんが多くて、僕が通っていた大学とは違った良さを感じました。
その時に、「環境ってやっぱ大事だな」と思ったんです。
もうこんなことは誰もが言っていることですが、「そもそも環境ってなんだ?」という点について、改めて考えてみたいと思います。
※この記事における「環境」は“コミュニティ”という意味合いで使っていきます。
「環境」とは何か?
「環境」を辞書的に訳すとこんな感じ↓
環境…人間または生物を取り巻く、まわりの状況。そのものと何らかの関係を持ち、影響を与えるものとして見た外界。
当たり前のことですが、「環境」という言葉自体はとても抽象的で、あらゆるシーンで使うことがあります。なので、「環境とは○○です」という断言はできないし、する必要もないかもしれません。
ただ、この記事では“自己分析”をテーマにしていて、「僕自身はどう考えているか」を明らかにしていくという目的があります。
なので、僕の答えも出してみたいと思います。
環境=“話す内容”で定義される
めっちゃざっくりしているので、もう少し深掘りしていきます。
環境=話す内容
「環境」という言葉を捉える時に、非常に重要な指標になるのが、「話す内容」だと考えています。
一昔前までは、「会社」「家族」「友達」みたいな分け方で環境が決まっていましたが(もちろん他にもある)、今の社会ではこんな簡単には定義できなくなってきているはずです。
「会社に属しながら、自分でビジネスをやりつつ、SNS上で知り合った人と遊びに行って、家族の時間も大事にする」ということが余裕で行われている時代です。
なので、「どんな環境に属しているのか?」という問いに対して、明確に答えることは難しくなっている気がします(逆に言えば、オンラインサロンとかは明確な線引きがあってわかりやすいです)。
そんな時代においては、「会社」「学校」「サークル」と言った、組織単位で環境を捉えるのではなく、「話す内容」で環境を捉える方が健全なのかなぁとも思うわけです。
めっちゃ簡単に言えば、「将来のことについて話す人達=A」「不安について話す人達=B」「趣味について話す人達=C」「他愛もない話をする人達=D」みたいな感じです。
※あくまで方向性の話です。Aの人達とも趣味のことについて話したりもします。
こういう捉え方をすると、「今自分の周りにはどんな人が多いのか?」という視点が持ててきます。そして、この“環境”こそが自分の人生の方向性も決めていると考えています。
組織単位の環境も大事だけど…
もちろん、自分がどんな組織に属しているかも重要です。例えば、会社の同僚や先輩が「愚痴しか言わない組織」か、「前向きなことをたくさん話す組織」かによって、自分の行動が変わってくることも事実です。
ただ、もし「会社の人たちが愚痴しか言わないで嫌なんだよね」という悩みを周りに打ち明けたとしたら、「だったら転職すれば良いじゃん」とか、「そういう人とは関わらないようにすれば?」とか言われることもあると思います。
が、実際そんな単純な話ではないですよね?(笑)
今自分が身を置いている組織に満足していれば問題ないですが、「こんな組織嫌だな」と考えている場合は、一旦僕が先に書いたように、「話す内容」で環境を捉えてみることもおすすめします。
会社の中に話が合う人がいなくて、「あぁこれはダメだ。こんな環境じゃ成長できない」と考えてしまうのはもったいないです。もっと視野を広げていけば、たくさんの良い“環境”が周りにあったりします。
「環境は“組織単位”で定義はされない。“話す内容”=環境という捉え方もをできる」と自覚するだけでも、かなり前向きになれるはずです。
そんなことを弟が通っている学校の生徒さんをみた時に、ふと感じました(笑)。
ということで、今日は以上デーす!
ではまた。
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