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「一回働いてみる」がお互いに一番良いならそれを実現しようと思った


先日、弊社キャスターで運営しているReworkerチームで新しい取り組みについてのnoteを出しました!


Reworkerはもともと「キャスター社外で、リモートワークをはじめ、柔軟な働き方ができる人を増やすため」にはじめた事業です。

このサービスによって年間で100名以上のリモートワーカーが誕生しているのですが、まだまだ僕たちの目指す姿には遠いなぁと感じています。
その要因はたくさんあるのですが、簡単にいうと求職者の方にとって「リモートワークできる」以外のメリットが別にない事業だという課題にぶつかります。
もちろん、物理的制約があってリモートワークを希望される方はたくさんいるし、そういう方がリモートワークできるようにサポートすることは引き続きやるのですが、社会全体で見ると、転職を考える際に「リモートワークはできたらいいけど、それ以外にももちろん大事な条件はある」人がほとんど。こういう方達にとって僕らって「リモートワークokですよという仕事を紹介する以外何ができるんだっけ?」というのがここ数ヶ月の課題でした。



リモートワークが普及したことで実は変えられること


新型コロナウィルス感染拡大により、リモートワークでも働けるという会社が少しずつですが増えてきました。
リモートワークが普及したことで通勤時間が減った、オフィスは縮小でもいいかも、、、のような議論はよくでてきますが、リモートワークが普及したことで「転職」「就職」において何が変わったのだろう、リモートワークのメリットを生かすならどういった体験を提供できるようになるのだろうと考えました。

リモートワークが普及したことで「転職活動」にどんなポジティブな変化を起こせるようになるかを考えた結果、シンプルに以下の2つではないかと思っています。

1、オンライン面談なので「直接話す」コストがグッと下がった
2、リモートだからこそ、入社前に一緒に働きやすい


1、オンライン面談なので「直接話す」コストがグッと下がった


リモートワークが普及してくると「直接話す」までがすごくラクになっているし、スピードもあげられます。企業からしても会議室の予約なども必要ないですし、空いている30分でZoomを使ってサクッと話すことも可能。

個人からしても面談のたびにオフィスに行くということをしなくてよくなります。今まで就業しながら転職活動しようとすると、夜早めに上がって面接に行くか、有給をとるか、空アポを入れて面接に挑むか、などをしないといけませんでした。
ただ、リモートが当たり前になってくると、昼休みの空いた30分でもサクッと話すこともできますし、終業後すぐに話す、始業前に話すなどもカンタンにできるようになります。
今までに比べて、興味がある会社の人と話すことはグッとラクになったわけです。で、あれば僕らが提供する転職エージェントとしてのサービスは、その利点を生かして、「カンタンに相手の会社の人と話せる」サービスであろうと考えています。


2、リモートだからこそ、入社前に一緒に働きやすい


1つ目の変化も重要ですが、むしろこっちの変化の方が大きいのではないか?と思っています。
リモートワークになったことでコミュニケーションが交わされる場所がオフィス→チャットもしくはZoomなどになりました。

こうなると何ができるようになるか?
気になる会社の中身をカンタンに覗けるようになります。Slackなどのチャットツールに入ってしまえば、その会社の人がどんな仕事の進め方をしているか、またどんなコミュニケーションをとっているか、何が行われているか?が一目瞭然になります。


bosyuチームでは、チームの立ち上げ初期から選考中の候補者にはNDAを締結した上で、Slackに入ってもらって会社の様子を見てもらったり、一緒に会議に参加してもらったり、時には一緒に何かのPJTをやったりしてから入社するかどうかを決めていました。
これはリモートだからできることなんですが、当たり前のようにミスマッチも少なくなりますし、お互いにすでにコミュニケーションや関係性などを理解した上で入社いただくことになるのでオンボーディングも非常にしやすいというメリットがあります。


僕も長年、人事や採用に関する仕事をしてきましたが面接でわかるところとわからないところはどうしてもあります。
また転職経験者として、面接時と入社後の印象が違う、といったことは少なからず経験しています。(同じような経験をしたことがある人はたくさんいるのではないでしょうか)

そのミスマッチを防ぐ最適解は「入社前に一緒に働く」以上のものはないと思ってますが、今まではそれはなかなかやりにくかった。
現職がある中で、仕事が終わったあと、他社のオフィスに行くというのも難しかったですし、もしリモートで副業ができたとしても、他のメンバーがオフィス出社していれば空気感を本当の意味で理解したり把握したりするのは難しい。
でも、お互いリモートであればやりとりの中心はSlackなどのチャットになりますし、移動時間がない分、仕事が終わった後や昼休みなどを利用して他社のPJTや仕事を一緒にやってみるということが一気にやりやすくなりました。


お互いをしっかり理解してから転職するかどうか、入社してもらうかどうかを決める「入社前に一緒に働く」という方法は、リモートだからこそ実現ができると思っています。
(むしろ今後は一緒に働いてから入社する、というのが一般的になるでしょう)



リモートが普及してきたからこその転職活動を


「リモートワークを当たり前にする」というミッションをキャスターは掲げています。そして、全然まだまだですが、少しずつリモートワークは普及してきていると感じています。

そういったリモートが当たり前になるからこその転職活動、採用活動があるはずで、そんなサービスを僕らからしっかり作っていければと思い、新しくチャレンジを始めてみます。
まだサービスというか事業として成立するかどうかのPMF前なので、noteやSNSでの告知が中心で、LPもありません。
対応できる職種も「エンジニアのみ」となってますが「リモートならではのメリットを活かした転職活動、採用活動をできる」転職サービス(エージェント)になるべく、事業として成立するよう頑張っていきたいと思います。


今回、対象職種を「エンジニアのみ」でスタートするのですが、求職者の方に対しては以下のようなことをお約束しています。

- リモートワークがメインではない(週3以上)会社はご紹介しない
- めんどくさい書類などなしでSNSやGithubのURLがあればok
- 僕らエージェントとのやりとりはチャット(必要あればZoomで)
- 必ず一緒に働くエンジニアの人と話せる
- まずはお試しで働いてみてから転職を決められる



まだまだ初期段階ですが、
だからこそ一緒にリモートワークならではの転職活動を作っていけたら嬉しいなと思っています。転職を検討しているぞ!一回、相談してみたいぞ!というエンジニアの方、いらっしゃいましたらお気軽に以下よりお問い合わせください。

フォームはこちら→ https://forms.gle/wtBdM28WSxkSKqbw6


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