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グーグルマイビジネス ②

先日のブログで、グーグルに登録されているリスティング(店舗情報)の表示順位が上がるだけでは、お客さまの来店に繋がらないという事に触れたので、今日はその続きを書いていきます。

まずおさらいですが、マイビジネスとはグーグル系のサービスで表示される、リスティング(店舗情報)を管理する為のツールです。

管理する情報は、基本的にグーグルマップに登録されている情報になるのですが、この情報は誰でも修正を行う事が出来るオープンソースとなっていて、ちゃんと管理しておかないと、正しい情報がお客さまに届かなくなってしまう危険性があります。

そして、正しい情報がお客さまに伝わらないと言う事は、それだけでお客さまからの信頼を失いかねません。

商品やサービスのクオリティに関係なく、ただ情報が間違って伝わっただけでお客さまを失ってしまうのです。

そんな事が無いように、グーグルマップ上のリスティングを管理する為のツールがマイビジネスなのです。

さて話を戻しますが、なぜ店舗情報の表示順位が上昇しても集客に繋がらないのかですが、それは見込み客以外が検索したキーワードだからです。

来店する可能性が無い方に、いくらお店の情報を届けても来店してくれません。では、なぜそのような事になるのかですが、それは多くのMEO業者が表示順位を上げる対策しかしないからです。

上位表示させる事さえ出来れば費用を請求出来るのですから、消費者とのマッチングなんて考えるわけありません。

どんな消費者が、何を求めてそのお店の情報を見るのかなんて、MEO業者にとってはどうでもいい事なのです。

その事を理解していなければ、無駄なお金をMEO業者へ支払っている事になりますので、まずはその事をちゃんと理解するところから初めて下さい。

その上で、MEO業者へ丸投げした方がいいと思われる場合は、丸投げしていいと思います。

ただ注意しなければならない事は、前回の記事で書いた規約違反の項目です。

規約違反をしない事を前提に、MEO業者へ丸投げをして下さい。

しかしそれを前提に依頼すると、 MEO業者はいい顔をしないと思います。それは、その規約違反行為こそがMEO業者の売上に直結するからです。

多くのMEO業者は、マッチングよりも表示順位を上げる事を優先するので、どうにかして表示順位が上がりやすいキーワードを店舗名に組み込みます。

まだMEO業者があまり入っていないエリアであれば、それなりのキーワードで表示順位を上げる事は可能だと思います。しかし、繁華街などになればキーワードの奪い合いになっている場合が多く、まともなキーワードではg表示順位を上げる事が難しくなってきます。

そのため、繁華街などでは複数のキーワードを店舗名に組み込み、無理やり上位表示を狙っている場合が少なくありません。

こういった違反行為が、集客に繋がると思いますか?

お客さまも馬鹿じゃありません。お店の情報が上位に表示されたからといってすぐに来店するわけではなく、そのお店に自分が求めている商品やサービスがあるのかを調べてから来店します。

この調べる行為に対して、MEO業者は全く対策を行わないのです。

どういった情報をお客さまへ伝え、どういった期待を抱いて来店して欲しいのか?そこをデザインした上で、マイビジネス の運用を行わなければならないのです。

今、MEO業者へ丸投げしている方や、依頼を検討している方がいましたら、この辺の事を踏まえたうえで、依頼される事をお勧めします。

そんな訳で次回は、自力で運用しようと思っている方向けに少し書いていこうと思っています。

でわまた。

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