逃避の散歩 93.調布市7駅と稲城市3駅ラリー
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京王線千歳烏山駅を下車し、西口の北側に出た。
これから線路沿いに歩いて調布市にある隣駅までウォームアップする。今回は京王線仙川駅を皮切りに調布市内の登場していない7駅と稲城市内の登場していない3駅を一気に歩いて行く。通過する順番は以下の通り。
仙川駅→つつじヶ丘駅→柴崎駅→国領駅→布田駅→西調布駅→飛田給駅→矢野口駅→京王よみうりランド駅→稲城駅
矢野口駅を除いてすべて京王線の駅だ。調布市内は調布駅と京王閣駅、稲城市は南多摩駅と稲城長沼駅を通過したことがある(35回)ので、それらを通過しないルートにした。
とりあえず、仙川駅までウォームアップをしよう。
5分経過、3つ目の踏切でいきなり立ち往生する。やっと開いたと思って時間を見たら4分も足止めされた。いったん奥の佼成学園西交差点の横断歩道を渡ってから引き返して左側の坂道を下る。
12分経過したところで公団住宅の給田南住宅が見えたらまた左折。突き当りの信号を右折し、次の丁字路交差点を左折して宮前橋を渡り、すぐ右折して仙川の沿道を進む。
給田公園の前を抜けて次の角を左に入り、住宅街を抜けていく。線路が見えるところにある丁字路を左折し、次の丁字路を右折するとやっと線路の沿道に出る。そのまま線路沿いに進むと最初の駅舎が見える。
18分経過、京王線仙川駅前を通過。
駅舎西側にある跨線橋を渡って北側の沿道を進み、マヨネーズで有名なキユーピーの研究開発施設「仙川キユーポート」横を通過すると短い横断歩道の前に出て、その先の坂を下る。
25分経過したところで、甲州街道と合流する寸前にある小さな公園の前にあるカーブミラーのところで左折する。突き当りで京王線の線路と合流し、そこを右折して沿道を進む。
低いガードの前を通過すると滝川小学校の外周を沿うように進みながら踏切前を右折し、校門前の横断歩道を渡って踏切の方へ戻って線路沿いを右折すると、次の駅のホームと駅舎がはっきりと見える。そして、広いロータリーに出る。
29分経過、京王線つつじヶ丘駅北口前を通過。
そのまま先へ進み、ホーム西端の踏切を渡る。先の角を右に入り、坂を下ってガード前の信号を越える。そのまま線路沿いの道に入ると住宅街に入り、左前方に曲がり線路から離れる。道なりに進んで突き当りの丁字路を右折、その奥で右側に農地が見えたら逆の左に通る道を入る。
さらに進んでいくと歩行者用の踏切が見える。その手前にある横道があり、左折してその道へ入り、道なりに進んで丁字路で突き当たると商店街に出る。右折して北上すると踏切に差しかかり、その手前を左折すると駅舎が見えてきた。
41分経過、京王線柴崎駅南口前を通過。
そのまま商店街を抜けていく。途中クランク道を抜けて南下し、進入速度注意の赤い舗装がされている十字路に出たところでそこを右折。ゴルフ練習場の前を通過し、踏切が見えてきたところで丁字路を左折すると、野川に架かる車橋に差しかかる。
野川は以前、水源がある国分寺市の日立製作所中央研究所前(71回)と都立野川公園前(34回)、そして小田急線の成城学園前駅―喜多見駅間(88回)で通過したことがある。
橋を渡ると、すぐのところで去年開通したばかりの調布3・4・7号喜多見国領線という長い名称のバイパス道路を通す国領立体の上に出る。
この立体の左右にあるスロープを利用して線路の北側に出て、そこから線路沿いに西へ進んでいく。というか、グーグルマップで推奨されていた踏切がなくなって通行止めになっているじゃないか。この前のあきる野市のとき(92回)と同じで、実際に行くと状況が違っていることが最近多いな。
途中で線路は地下に入っていき、その上にある自転車駐車場の横を通ると次の駅舎が見えてきた。改札口のあるロータリーまで進む。
54分経過、京王線国領駅通過。ロータリー前の信号を渡り、右前にある道を入ってすぐの自転車駐車場の角から延びる線路跡の歩道を進む。
これといった特徴があるわけではないが、地上に線路があった頃の名残である柵が残っている箇所が散見される。いずれは整備されて撤去されるだろうが、次この通りを通ったときにどう変化しているのだろうか。
そう思いながら自転車駐車場が見えてきたところで次の駅舎が見えてきた。
1時間1分経過、京王線布田駅前を通過。このまま線路跡に従って進むと調布駅を通過してしまうので、ロータリー前の道を右折してすぐの布田駅前交差点を通る都道121号・三鷹通りを北上し、国道20号・甲州街道に出る。
三鷹通りはその名の通り、JR三鷹駅近くを抜けてその北側にある都道7号・五日市街道まで通じている。以前、吉祥寺から多摩湖まで歩いたとき(32回)に井の頭通りの中央通り交差点で横切っている。
途中、布田駅前交差点で都道119号・旧甲州街道を通過し、1時間5分か経過したところで甲州街道の下布田交差点に出る。
京王線は新宿駅からこの先の府中駅のあたりまでは甲州街道の南側を並行するように線路が延びている。さっき、仙川駅からつつじヶ丘駅の間で側道に出たのはそういうことだ。なので、調布駅を迂回するためのわかりやすい道として甲州街道は使いやすい。
3つの交差点を越えて1時間13分経過、調布駅入口交差点を通過。その名の通り、この交差点を左折して350メートルほど南下すると調布駅前に出る。なので、この交差点を越えてしまえば調布駅前に着くことはない。
ふと思い出したが、同交差点の手前にある布多天神前交差点は、鬼太郎が裏の雑木林に住んでいるという設定がされているあの布多天神社のことだ。
1時間17分経過、下石原交差点を左折して都道19号・武蔵境通りを南下。次の下石原一丁目交差点で鶴川街道に名称が変わる。
1時間21分、鬼太郎ひろばに到着。2019年に京王線の線路跡を整備してできた、水木しげるキャラのオブジェがある公園だ。蛇足だが、甲州街道の調布駅前交差点から新宿寄りにある布田天神前交差点と調布駅を結ぶ天神通り商店街にも鬼太郎などのオブジェが並んでいることで昔から有名。
そういえば、久々に通って気付いたが、逆の調布駅側の線路跡も遊歩道の整備が完了している。
少しここでトイレ休憩を入れる。用を足したらすぐ出発だ。ここからは線路沿いに西へただ進むだけだ。鬼太郎ひろばを過ぎたところから、住宅の間から再び線路が地上に出てくる様子がわかる。それを確認しながら歩いて行けば迷うことはない。
1時間31分経過、京王線西調布駅北口前を通過。
ロータリー西側奥のタクシー乗り場の先にある道に入り、自転車駐車場の前を過ぎて寺の横を抜けていくと、中央自動車道の高架下に出る。
中央自動車道は西武多摩川線(34回)の白糸台駅から競艇場前の間、日野市内ラリー(44回)と多摩川モノレール(73回)では万願寺駅から甲州街道駅の間にその高架下を通過している。
1時間37分経過、飛田給郵便局の前を通過した角の左側にある踏切から次の駅のホームが見える。駅舎まであと少しだ。
1時間40分経過、調布市最後の駅である京王線飛田給駅北口前を通過。ここから踏切を渡って南口側に移り、最初の信号を左折して品川通りに入る。この通りは逆の西側へ進むとしみず下通りと名称が変わり、西武多摩川線を歩いた時に横切った道へとつながっている。
1時間45分が経過し、飛田給小入口交差点のところで、また中央自動車道の高架と合流する。単純に、さっき通り抜けた高架の南側に位置する。同交差点を右折して左前の高架を通ると下り坂になり、そのまま道なりに南下していく。
1時間53分経過したところで、切り返し用のロータリーがある上石原三丁目バス停を通過する。そこから南側の道は左右2方向に分かれているが、左の道を選び、また道なりに進む。突き当りを右折して1時間57分が経過したところで多摩川の土手前に出て、それに沿って東へ進んでいく。
2時間3分経過、再び鶴川街道と合流し多摩川原橋を渡る。前回は稲城市から調布市へ向かうために渡ったが、今回は逆だ。
実は、最近観たある映画の影響で、この橋の前にある多摩川原橋交差点に差しかかったところで可笑しくなってきて、笑いをこらえるのに必死になっていた。厳密に言えば、その映画でギャグとして使われていた作品の舞台の1つがこの橋の近くなのだ。
途中で左前の山によみうりランドの一部が見える。ちょっと寄り道してそっちに行くから待ってろよ。
2時間7分経過、橋を渡り稲城市へ入る。稲城多摩川原交差点を越えて坂を下りJR南武線の高架手前にある矢野口駅東交差点を右折すると、前回通過するのを忘れていた駅の駅舎の前に差しかかる。
2時間9分経過、JR矢野口駅前北口を通過。このまま自由通路を抜けて南口側のロータリーに出る。そして奥の道を通って川崎街道に出て、矢野口交差点でまた鶴川街道に合流して信号待ちをする。この交差点も久しぶりだ。二段階右折して鶴川街道を進む。
それから6分ほど歩いたところで榎戸交差点手前横道を入る。案内標識とよみうりランドへの看板がその目印となる。そのまま進み、ナシ畑が見えてきたところで榎戸交差点からの流れと合流する。
2時間17分経過、矢野口橋を渡って左折し、三沢川の沿道を少し進んで次の新田橋前を越えた先を右に入ってランド駅北通りに入る。この静かな通りを道なりに進んでいくと、正面に次の駅が見えてきた。
2時間22分経過、京王線京王よみうりランド駅前を通過。
よみうりランドは2回だけ来たことがある。1回は小学校の遠足で、もう1回は何かの催しだったと思う。確か、2回ともこの先から長いエスカレーターに乗った記憶がある。いまはゴンドラに変わったそうだけど、それを確認しに行くくらいなら先へ進みたい。
高架の下から読売ランド駅前交差点に出て、線路のすぐ北側を通る本郷根方通りに入る。すぐのところ右側にまたナシ畑を見つける。ご存じだとは思うが、稲城市はナシ畑が至る所にある。
左右に屈曲する道を途中の角を曲がることなくしばらく前へ進んでいく。
2時間27分経過したところで、進行方向を案内する看板が見える。これが正しい道を通っている目印にもなる。指示通り右折して突き当りを左折してまた角を気にせず前へ進む。
またナシ畑が広がる風景となり、更に5分後の2時間32分を過ぎたところでやっと信号待ちとなる。押ボタン式なのですぐ切り替わり、さらに先を進む。住宅街の中にナシ畑があるのか、いやナシ畑だったところに住宅街があるのか潔く農地が広がるあきる野市とは一味違う面白い風景だ。
2時間35分過ぎたところで、ナシの直売所の小屋が右側に見えてくると、その先に進入速度注意の赤い舗装がされた十字路がある。ここで左折して坂を上り線路側に寄っていく。
線路に突き当たったら沿道を進み、ガードが見えてきたらそれをくぐって七曲見晴児童公園の階段前を右折してまた坂を上る。あとわずかの所ではあるが、意外と傾斜がある。
坂を上り切るとロータリーが目に入り、奥側には駅舎が見える。線路側のバス停留場の方へ移り、入り口まで進む。
2時間42分、京王線稲城駅に到着。
雲が厚い曇り空なので、いつ雨が降るかと天気に不安はあったが傘をさすことなくこれたのは運が良かった。大雑把に確認したら、15キロくらい歩いたようなので、所要時間も妥当なところだ。
というわけで、ここから電車に乗っていこうか。