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逃避の散歩 71.小金井・国分寺・国立、3市横断鉄道駅ラリー(その1:小金井市と国分寺市編)

いま、自分はJR東小金井駅の前にいる。

実はこれから立川で映画を観る予定なのだが、早出してここから国立市の辺りまで歩いてみようと思ったからだ。今回は小金井市、国分寺市、立川市内にあるすべての鉄道駅をチェックポイントとして歩いて行く。ルートは以下の通り。

JR東小金井駅→JR武蔵小金井駅→JR・西武線国分寺駅→JR西国分寺駅→西武国分寺線恋ヶ窪駅駅→JR国立駅→JR谷保駅→JR矢川駅

なんと、たったの8駅。しかし、それなりの距離はある。ちなみに、小金井市は西武多摩川線東町駅が抜けているが、過去に同路線の全駅を通過している(34回)ので除外している。

さて、北口側に回りそこから高架に沿って延びる中央通りを歩いて行こう。

次のJR武蔵小金井駅に向かう高架を歩くのはおよそ3年ぶりだ。確か、前日が大型の台風でこの日の昼過ぎまでJR線が運休になっていたので、家から立川まで歩いた。吉祥寺からほぼ線路に沿っていき、この高架を通った。

この高架は、ほとんどが大抵の高架でよく見かける駐輪場や空き地、カフェや保育園といった近年定番のテナントが並ぶ中で、学生向けの賃貸住宅があるのが特徴だ。

11分経過したところで緑中央通りと合流するところでそのまま真っ直ぐ進めなくなり、右前にある横断歩道を渡ってその先に延びている道を歩く。

16分経過、JR武蔵小金井駅北口前を通過。

本当はここからそのまま高架下を進んでその次のJR国分寺駅の近くまで行くルートをグーグルマップでは検索結果で推奨しているが、今回は通らない。その先の道を通って途中で迷ったことがあるためだ。このまま小金井街道が通る手前の高架をくぐって南口の側へ出る。

同駅の南口前を通過し、二つ先の前原坂上交差点を右折して都道134号・連雀通りに入る。この通りは以前別の場所で通っている。西武多摩川線全駅を踏破したときに新小金井駅近くの新小金井駅入口交差点を右折して線路に向かった通りがそうだ。

23分経過したところで小金井市役所の前を通過し、27分経過したところで都道248号・新小金井街道と交差する小金井警察署前交差点の横断歩道を渡ってさらに先へ。

小金井四小前交差点で歩道を逆側に移動し、32分経過したところでJR線の高架に再び合流する。連雀通りは右側の高架を過ぎて北西へ延びていくのでここからは左側にある西の久保通りに入って高架沿いへ。

今回、武蔵小金井駅から国分寺駅間ではグーグルマップの検索結果を無視し、歩道や路肩がなるべく広くて初見でもわかりやすい道にした。グーグルマップの検索結果はたまに道路交通法を遵守しない危険な道や初見殺しの道を推奨してくることがあるので、気を付けなければならない。

34分経過したところでJR線の線路沿いにある東京経済大学国分寺キャンパス東北門の前に出る。この門を越えたところで国分寺市に入る。さらばだ小金井市。

この辺りでJR線の線路が地上に戻ってくる様子を見つつ、突き当りを左折して同キャンパスの正門が見えてきたら、その前にある角を右に入る。そこから下りになり、また突き当りに来たら左折しさらに坂を下る。

39分経過、坂を下り切ったところで丸山通りに合流し、右折して西へ進む。傾斜はそれほどないが長い上り坂になる。五差路となる南町二丁目交差点の横断歩道を渡り多喜窪通りに入っても上り坂は続き、左側に殿ヶ谷戸庭園が見える次の信号から勾配が少し上がる。

坂を上り切ると右側に大きなビルが見え、ここに駅の出入口がある。通過証明の写真が撮りづらいので、対向にあるバス停のところまで移動。

45分経過、JR・西武線国分寺駅南口前で一枚。

駅側に戻り、左折して線路沿いに。国分寺駅南口自転車駐車場のところで右へ蛇行し、花沢通りに出たら右折して跨線橋の花沢橋を渡る。橋を渡った先で対向の車線が道路工事をしているのを横目に、本町四丁目交差点の角を左折すると白く塗装されたコンクリートの壁に突き当たる。

壁の先は日立製作所中央研究所で、その左側には遊歩道がある。歩行者と自転車が通行するためだけに解放されている。

普段、立川に行くため中央線に乗っていると窓からよく見る坂道なのだが、実際に歩くのは初めてだ。最初の角を曲がると意外と勾配のある下り坂になり、JR中央線と西武国分寺線の線路と並ぶように進んでいる。

その途中でちょっとした休憩スペースと「野川の水源」と書かれた案内板が目に入り、少し足を止める。

ここから小金井市、調布市、狛江市、世田谷区の二子玉川駅の近くまで流れて多摩川に合流するのか。

坂を下り切ったところで道は右に曲がり、西武国分寺線の線路とともにJR中央線の線路から離れる。56分経過、遊歩道は出口門のように待ち構えている西武国分寺線の高架下をくぐることで終わり、前方の右へ蛇行する住宅街の道に入る。

しばらく進み、右側にカーブミラーが見えてきたところで「姿見の池」という小さな看板と何かの奥に通じる細い道が見える。この道が次の駅への近道となる。

入ってすぐ見えてきたのが姿見の池だ。さっきの遊歩道といい、いかにもな散歩道が続くが、地元の人らしき方々が通るのを見かけるので、歩きやすくなじみ深い道なのだろう。

さらに奥へ進むとビニールハウスの畑が左側に見え、その横に細い道が延びている。その道を進み、野菜の専売所を過ぎると再び住宅街に出て目の前に少し傾斜のある上り坂が見える。だが、すぐ左折して今の坂に比べて少しゆるい傾斜の上り坂を進む。

左側にさっきの姿見の池の周辺地域に関する説明の看板が見えたら、右側には上り階段がある。それを上って先を進むと府中街道の西国分寺駅北入口交差点に出る。横断歩道を渡り、低い交差の高架下をくぐり次の駅の出入口が見えてくる。

1時間6分、JR西国分寺駅北口前を通過。

次の駅はここから北側にある。しばらくはJR武蔵野線の線路に沿ってまっすぐ進んでいく。最初の高架下の横を越えたあたりから緩やかな下りになり、次の高架下の横を越えたところで緩やかな上りになったら次の角からまた下りに。なんだかせわしなく感じる。

下りがひとまず落ち着いたところで熊野神社通りの信号で赤信号の足止めにあう。信号が変わり横断歩道を渡って左前にある道を進む。また少し下りとなり、少し平坦になったかと思うと、左が上り坂で右が下り坂の分岐が見えてくる。

さて、どちらを歩けばいいか。事前にルートを調べているので先に身も蓋もない結論を言うと、この左右の道は先で合流する。右側は先で信号があるので、考えるまでもなく左の上り坂を選ぶ。

道は少しだけゆるやかに下り、線路の地下トンネル入り口が見えてきたところから左へ曲がる。JR武蔵野線は西国分寺駅から北の区間は乗ったことがなかったので、今回下調べしたことで初めて地下に入るのを知った。

曲がり角から最初は左右に蛇行するが、その後は緩やかな上りの長い直線をずっと進んでいく。右側に住宅の間から西武国分寺線の線路が見えるので、方向が間違っていないことを確認できる。

突き当たると商店が並ぶ2車線の車道・都道222号線に出て、右側に踏切が見える。横断歩道があるので、渡って右折し、踏切の手前の角を左折すると次の駅が姿を見せる。

1時間20分経過、西武国分寺線恋ヶ窪駅前を通過。

すぐに引き返し、南西に延びる都道222号線を進む。この道を進むと次の駅の近くまで出られる。国分寺市役所の前を通過し、国分寺郵便局前のあたりで少し上りとなって左に曲がり、次の国分寺九小入口交差点で延伸工事中の新府中街道となる空き地を抜けていく。

そこから次の国分寺五小入口交差点を越えて右へ蛇行すると、しばらくはほぼ一直線の道となる。

恋ヶ窪駅から数えて6つ目、五差路の日吉町交差点ではJR西国分寺駅から同国立駅へ線路沿いに歩くと必ず通過する内藤橋あたりから延びている内藤橋街道、そしてさっき横断歩道を渡った熊野神社通りと合流する。

この交差点を越えたあたりから「国立」の名が付いた建物や店が散見されるが、まだ国分寺市だ。

藤本一丁目交差点を越えて道が右に曲がり始めると、勾配のある下り坂が待っている。その坂を下り切り、2つ目の信号を左折。視線の先にバスロータリー、更にその奥に次の駅が見える。

1時間42分経過、今回のルート最後の市となる国立市に入り、JR国立駅の北口から南口への自由通路を通過する。

残りは2駅なのだが……少し困ったことになるかもしれない。

(その2:国立市編?)へ続く。