逃避の散歩 130.東京23区役所を渡り歩く(その2)
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3.目黒区役所から世田谷区役所
ほぼグーグルマップの結果に従って歩く。距離は約5.1キロメートル、予想所要時間は1時間13分(参考)。
西側の坂を下り、蛇崩・伊勢脇通り(電柱の広告で名称を確認)の一部となっている目黒通り商店街に出る。左折してから2つ目のアーチがある西側の突き当りまで進み、右側にある東急東横線のガード下を抜ける。この先もしばらくは同通りになる。
左へ曲がりつつ、3つ目のアーチを過ぎると同商店街を離れて緩やかな上りになる。スタートから右前に蕎麦屋がある五差路になり、郵便局の前を過ぎて次の横断歩道がある銭湯の前を過ぎたところから下りになる。
坂下にある蛇崩川緑道の蛇崩下橋跡(13回)を通過するとすぐ上りになり、五差路の蛇崩交差点に出る。ここで12分が経過。
進行方向から見て右から奥側に通っている野沢通りに入る。14分、次の三宿病院入口交差点から世田谷区になり、通りも名称が龍雲寺通りに変わる。15分に下馬一丁目東交差点、16分に都道420号・鮫洲大山線(65回)と交わる下馬一丁目交差点を通過する。
そして18分に駒繁小学校裏交差点、信号を一つ挟んで20分に西澄寺交差点を過ぎ、右側に西澄寺が見えたら同寺の前にある信号なしの横断歩道を渡って歩道を変更して左へカーブする。
22分、カーブを抜けたところにある交差点で右折して中原橋跡から蛇崩川緑道を少し進み、日本大学三軒茶屋キャンパス2号館のある薄橋跡の角を左へ。世田谷観音通りに入る。この通りは昔、明薬通りの名称で知られていたため、(旧 明薬通り)と案内標識に入っている。
30分経過、国道246号・玉川通りと交わる世田谷警察署前交差点の横断歩道を渡り、世田谷郵便局と世田谷警察署の前を通過するところで駒留通りに変わる。そういえば、玉川通りは鮫洲大山線(65回)と世田谷区内の6駅(88回)で東急多摩川線の駒沢大学から桜新町間を通るときに使っている。
本来この辺りを歩くなら、この先にある駒留陸橋交差点まで、この通りではなく蛇崩川緑道(11回)を使う。理由は簡単で、通過する信号の数が違うからだ。でも今回は「なるべく今まで歩かなかった(出てこなかった)道を選ぶ」という縛りがあるので選んでいる。
36分に環状七号線と弦巻通りが交わる六差路の駒留陸橋交差点に出る。蛇崩川緑道の駒留橋跡で同緑道も交差している。進行方向から見て駒留陸橋がある左右が環状七号線で、正面の左が弦巻通り、そして右がこの先進む駒留通り。ここは必ずと言っていいほど信号で長く待たされる。
結局3分ほど待たされ、緩やかな上りになっている駒留通りを進む。42分で坂上にある五差路の上馬五丁目交差点を右へ入る。右には2方向に角があるが、公園が見える方は間違いなので進まないこと。そして44分、都道3号・世田谷通りに出る。
ここまで来たらもうわずかだ。46分に松陰神社前交差点を過ぎると、その先で世田谷区役所への案内標識が目に入る。49分に世田谷区役所入口交差点を右折し、東急世田谷線の踏切を越える。あとはずっと直進。信号を1つ越えると、東急バスの世田谷区民会館停留所の前を通過。
同停留所の隣は世田谷区民会館の建て替え工事中で、その仮囲いを横目に抜けると世田谷区役所第一庁舎の建物の横に出る。国士舘大学世田谷キャンパスと向かい合う世田谷区役所前交差点を左折して出入口前へ。
54分、世田谷区役所第一庁舎前に到着。やはりグーグルマップの予想所要時間より19分早く着いた。
日もだいぶ沈んできたので、続きは日を改めよう。
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4.世田谷区役所から杉並区役所
日を改めて再び、世田谷区役所第一庁舎前に来た。
杉並区役所へのルートは、思うところがありグーグルマップの検索結果に従わず、独自に組んでみた。距離は約7.4キロメートル、予想所要時間は1時間44分(参考)。
始めよう。この庁舎前を通る西側の坂を下り、世田谷区役所西交差点を右折して区役所西通りに出る。5分に国士館大学北交差点を過ぎると上り坂になり、その坂上にきた7分に梅丘二丁目交差点を過ぎ、次の信号で右折して最初の角を左折して下り坂を進んで狭い路地を抜けて商店街に出る。
突き当たりで左折して12分で小田急線梅ヶ丘駅南口前に着く。同駅は以前にも通過している(22回)。ここから自由通路を抜けてバスロータリーがある北口へ。昔は南口側にもバス乗り場があって、道が狭いのに道が混みあっていたなと古い記憶がよみがえる。
北沢川緑道(16回)を挟んで梅丘駅北口前交差点を過ぎてそのまま直進。14分経過、右側に区立羽根木公園梅ヶ丘駅口が見えてきた。
最初はこのまま車道を北に進んで奥の区立梅ヶ丘中学校で右折して同公園の北側にある東松原駅口横へ抜けるつもりだったが、工事で道が塞がっていて迂回する必要があるため、急遽このまま園内を抜けて同出入口側へ抜けることにした。
階段を上り、梅林を抜けて丘の上広場に出る。進行方向から見て奥にテニスコートが見える。そのまま北側の園路を進んで野球場横にあるイチョウ並木を通り、野球場の角を右折。そして公衆トイレと児童遊園の間にある健康・児童口を出て北の広場横の坂を下る。(参考:構内図)
21分経過したところで坂下にある東松原駅口前に出る。そこから左前に行くと東松原の商店街に出る。近道だが、車通りと人通りがかなりあるので、その場で1分考えた末に進路変更、右側の道へ。最初の突き当りにある暗渠道を通り抜け、突き当りの車道に出たら左折し坂を上る。
27分、京王井の頭線東松原駅東口前に来た。この跨線橋を渡って、これからしばらくは同線全駅(18回)を歩いた時と同じルートを抜ける。
跨線橋を越えて左側すぐの階段を上って路地を進み、同駅西口側へ。車道に出たら左前の道へ入り、突き当りの三叉路を左に入って線路側に出て踏切前を通過して少し右に折れつつ進む。以前はそこから3つ目の十字路で左折して坂を下り踏切を越えたが、今回はそのままひたすら直進。
そのまま下りになり、次の十字路の路面標示があるところで坂下になり、そこから上り坂になる。坂上にきてもそのまま直進し、最初の丁字路で左折して下り道に出て、そのまま京王線のガード下を抜ける。そして、そのまま直進して39分が経過したところで国道20号・甲州街道に出る。
出てすぐ左側にある歩道橋を渡ると杉並区に入る。降りたら最初の角を左に入り、右へクランク状に移動して区立玉川上水公園の間にある久佐衛門橋跡を抜けて43分、五差路になっている都道413号・井の頭通りの和泉二丁目交差点へ出て左折する。
下り坂を進み、坂下で神田川に架かる新鮮橋を渡ったら上り坂になる。坂上の交差点で歩道を変更し、51分に京王井の頭線永福町前の永福町駅前交差点を通過する。本当はこの交差点を右折して都道427号・瀬田貫井線に入った方が近いのだが、縛りを守りたいので少し遠回りする。
54分に荒玉水道交差点、57分に永福四丁目交差点を通過し、京王と小田急バスの西永福停車場の先にある西永福駅入口交差点の手前を右へ。59分に都道14号・方南通りの西永福交差点で信号待ちになる。1分後に横断歩道を渡りそのまま奥の道を直進。突き当たりで右折して高千穂大学の西側に出る。
同大学の外壁に沿って北へ進み、区立成田かっぱ公園を過ぎると二差路があり、勾配がある下り坂の左側へ進む。
1時間7分経過、善福寺川(27回)に架かる大成橋を渡り、和田堀公園と善福寺川緑地の間を抜ける。案内を見ると、この橋は架け替えするそうだ。今後しばらくの間、この辺りを歩くときは不便になるな。
そして短い上り坂を上り、北へ進んでいく。途中、コインランドリーや床屋などの商店が点在している様子を見つつ、1時間14分、都道7号・五日市街道の成田東三丁目交差点に出る。
正面の横断歩道を渡り、総菜屋の横の駐車スペースの前に付けられた区立成田図書館の案内板を目印として確認し、その道を進む。1時間17分に同図書館前の十字路を過ぎ、次のコインパーキングがある二差路を右へ入る。そこから2つ目丁字路を左折して寺の横を突き当たるまで通り抜ける。
突き当たりを右折し、次の十字路を左折。そこから2つ目の十字路に差しかかるところで杉並郵便局の裏側に出たことを確認し、その先の角を右折すると。都道4号・青梅街道と中杉通り(都道427号・瀬田貫井線の一部)が分岐する杉並区役所前交差点に出る。この交差点は以前(66回)西へ通過した。
横断歩道を渡って1時間24分、杉並区役所に到着。当初の予定を変えて少し遠回りしたので、歩いた距離は7.9キロメートル、グーグルマップの予想所要時間は1時間51分(参考)。27分早い。当初の予定と比べても20分早い。
続けて中野区へ向かう。
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5.杉並区役所から中野区役所
中野区役所へのルートも独自に組んだ。距離は約3.4キロメートル、予想所要時間は46分(参考)。
まず、杉並警察署前交差点から阿佐谷パールセンター商店街に入り、同商店街のアーケードと南阿佐ヶ谷すずらん通り商店街が合流するところで車両止めが立っている路地を入る。道幅は広いが、この辺りで門口に車両止めがある道はたいてい暗渠道だ。
4分で暗渠道に道の半分以上を占拠する1人用ブランコが置かれている馬橋児童遊園を通り抜け、3つ目の車輪止めがある十字路を過ぎたところで杉並区立阿佐谷にしはら公園の前に出る。公園に沿って進み、再び車両止めのある暗渠道を入る。
また十字路を1つ過ぎ、9分経過したところでその次にある黄と赤の塗装がされた十字路の路面標示が目印となる十字路で左折。緩い上りになっている道を進み、杉並第六小前を過ぎると今度は緩やかな下りとなり、13分に桃園川緑道(47回)の旧馬橋跡を過ぎる。
15分にJR線の高架が見え、その手前にある角を右折。そこから4つ目の丁字路の路面標示がある角を左折。その角には日傘付きのテーブルとイスが軒先に置かれた飲食店があるので、それが目印になる。そこからJR線の高架に沿って進む。
以前、新宿から吉祥寺までJR中央線の線路沿いに歩いた時(29回)は高架の真下を進んでいたが、今回はその南側に沿って東へ進んでいる。
20分過ぎ、以前は工事中だった元高円寺ストリート2番街の前を通過する。手前の飲食店が並ぶ区域と全くの異世界に変わっている。
ここ何年か、いろんな所を歩いて再開発されたいろんな路線の高架下を見てきたけど、地元民の使い勝手を無視したかのような、本気で町を育てる発想がない印象のものが多く、企業主導の再開発の難しさを感じる。
昔は高架下は電車の走る音がうるさくて賃料が安かったので個人店が参入しやすかったと聞いたことがある。それはいまでは交通の便だけで賃料を高く設定しているので、資本を持った企業のテナントばかり入って、地元の人に愛される高架下の店はこの先消えるんじゃないかと危惧すら覚える。
そんな野暮なことを考えているうちに、アーケード商店街である高円寺パル商店街の北側アーチ前にある信号の横断歩道を渡り、駅の方へ。
23分にJR高円寺駅南口前を通過。このまま高架に沿って進み、環状七号線方面へ。以前吉祥寺まで歩いたときと逆側、逆方向の道を進んでいくだけだ。
26分に環状七号線が通る環状7号ガードに出て、その下にある高円寺駅入口交差点の横断歩道を渡って再び高架の南側へ。途中で高さ制限のあるところを通りつつ、4つ目のガード案内標識はないものの中野区に入る。そこから緩やかな上りになり、高架の高低差が無くなり線路と並ぶ。
33分、囲桃園跨線橋が見えてきた。これを渡って向こう側に出る。ここから線路越しに見えるが、長い仮囲いがされている。以前通ったときにあったアパートなどは取り壊されて再開発工事中になっているのか。
同跨線橋を渡り、中野駅方向に進むと、以前は普通の車道だったところが再舗装された上に仮囲いで挟まれた自転車駐車場に様変わりしている。
中に入ると、自由通路として以前のようにバスターミナル方面へ通り抜けができるのがわかり安心する。ここまで来て通り抜けができなければ、引き返して遠回りを強いられるところだった。仮囲いで覆われている再開発中の場所は不便極まりない。
自由通路を抜け、かつて中野西自転車駐輪場があった角を左折してNTTドコモ中野ビルと中野税務署の間にある歩道を進み、バスターミナル前の交差点に出る。そして横断歩道を渡ると目的地だ。
40分で中野区役所に到着。高円寺近辺からは以前通った道を1本外しただけというルートになってしまったが、最短距離がそうだったのであえて妥協したい。そして、グーグルマップの予想所要時間より6分早く着いた。
続けて練馬区役所へ向かおう。
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