【MBTI】外向と内向:心理の指向性

こんばんは、ひでです!
今回からは各心理機能について深掘りしていきますよ
まずは、外向(E)と内向(I)から。
これらは心理機能としてわかりやすく
その人の人間性を知るのに重要な性質です。

指向性とは?

まず指向性とは、どの方向を向かっているか?
という意味です。
では、何の方向性か、というと
あなたのエネルギーです。
あなたが何か行動するとき、エネルギーを使いますね。
これが外の世界に現れることを外向、
自分の内なる世界に向かうことを内向と言います。

ここで気をつけたいのは、
人当たりの良さがあるかどうか、ということではない。
ということです。
それは外交という方が正確でしょう。

外向の機能が優位な人は人と関わることが多いため
人間関係をうまくこなすコツを小さい頃から身につけているため
結果的に人当たりがいい人が多いというのは事実です。

しかし、それで外向の全てを説明できるわけではありません!
皆さんの周りにもいないでしょうか?
人にガンガン絡んでいくけど迷惑を考えない人、
あるいはおせっかいな人。
内向優位タイプの人は自分の世界を乱されたくないので
そういう人は苦手かもしれません。

外向機能の特徴

外向機能はエネルギーが外に開いており
自分の持つエネルギーを外に向けて発散したり
逆に外の刺激からエネルギーを受け取ります。

ですので、元気な時あるいは思い悩んで行き詰まっている時などは
外の世界と接点を持とうとします。
そのやり方は人により様々であり、
創作活動をしたり、
楽しそうな場所に出かけたり、
人と会話したり
といった活動を求めます。

内向機能の特徴

内向機能は、外向とは逆にエネルギーが自分自身に向いています。
自分の持つエネルギーや外向機能によって得たエネルギーを
自分の世界に使います。
自分の世界の中でエネルギーを循環させ、増幅させます。
内部世界の充実はモチベーションにつながります。

外交と内向の相互作用

上記の通り、内向機能と外向機能は密接に繋がっており、
それぞれが単独で存在しているわけではありません。

内向機能が充実すれば外向機能を働かせ外界への働きかけを行い、
内向機能に不足があれば、外部機能によってエネルギーを充電します。

前回説明した、心理機能の優先順位を思い出してください。

主要機能と補助機能に必ず外向機能と内向機能がセットで入っています。
主要機能と補助機能のどちらに外向と内向が振り分けられるかで
エネルギーを使う優先順位が決まる
ということです。

また、そのエネルギー指向性の結果として、
外向を優先する心理機能の方は利他的、
内向を優先する心理機能の方は利己的
になりがちです。
これがいわゆる「人当たりの良さ」として見えると考えられます。

まとめと。。。

今日はここまで!
認知機能と判断機能との組み合わせでどのような特性が現れるか
気になるところでしょうが
詳細については別途記事にしたいと思います!


さて、以上で外向機能と内向機能の働きは掴んでもらえたと思いますが、
もう少し踏み込んだ内容も書いておきます。
それは、外界と内界の境界についてです。
興味ある方は読んでみてください。

ここから先は

646字

¥ 300

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?