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自己否定から自己肯定への移行プロセスについての考察


昔は自己否定が強かったので、なんとか自己否定を減らしたいと思って、色々やってきました。


その結果、年々自己否定感は減り、自己肯定感が高まってきています。



そういった移行プロセスの中で、何となく構造が見えてきましたので、その辺りについて書いてみたいと思います。



これから自己否定を減らしていきたい、自己肯定感を高めていきたい、といった方の参考になればと思います。



まず、自己否定、自己肯定とは何かという話ですが、結構曖昧で、明確な定義は無さそうです。



個人的には、以下のようにシンプルに理解しています。


・自己否定(自己肯定感が低い)

 ありのままの自分(潜在意識)を肯定している割合が小さい(=否定している割合が大きい)


・自己肯定(自己肯定感が高い)

 ありのままの自分(潜在意識)を肯定している割合が大きい(=否定している割合が小さい)



この定義からすると、ありのままの自分(潜在意識)を受け入れて、肯定していけば、自己肯定感は高まっていくことになります。



簡単なところでは、ありのままの自分からのメッセージである、感情や感覚、欲求を感じたり、行動に移して表現して満たしたり、といったところかと思います。



深い部分では、過去に満たされなかった欲求を満たす(トラウマを癒す)、といったことも含まれるかと思います。



そうやって、自己肯定感は高めていけますが、移行プロセスをスムーズにするために、以下のようなポイントがあるように感じています。



自己否定              自己肯定
●● → ●○ → ○○ → ○○ → ○○
●● → ●● → ●● → ●○ → ○○

外発的動機 → 内発的動機
制御  →  表現
エゴの力技が使える → エゴが抵抗する
→ ありのままの自分に近いセルフイメージへと変え続ける



一つは行動のエネルギー源で、自己否定が強いうちは、エゴ(自己防衛本能)が「なんとか抜け出したい」と思っているので、力技で進むことができます。


しかし、ある程度自己肯定感が高まってくると、エゴは助けにならず、むしろ変化をリスクと感じて、止めるようになります。



そこで、移行に伴って、エネルギー源を外発的動機(やらないとヤバい、などの怖れ主導)から、内発的動機(好き、楽しい、やりたい、などの内的欲求)に変えていく必要があります。



ただ、いきなり変えようとすると、動けなくなりますので、少しづつハイブリッドで、グラデーション的に移行していくとスムーズかと思います。



例えば、会社では外発的動機から動くけど、プライベートでは内発的動機から動く割合を増やしていく。


それが出来るようになってきたら、会社でも出来るところから内発的動機から動く割合を増やしていく、など、、



また、自己肯定感が高まっていくにしたがって、セルフイメージを変えていく必要があります。



この時に、エネルギー源を変えていないと、力技で過去のセルフイメージを手放そうとすることになります。



ある程度までは出来ると思いますが、深いセルフイメージ(自己価値と結びついたアイデンティティ)を手放そうとする時には、エゴが強力に抵抗します。



「北風と太陽」で、風で無理矢理服を脱がそうとするかの如く、抵抗が起きて進まない、ということが起きます。


ここにハマってしまうと、いいところまで行って戻る、を繰り返すことになりますので、主観的には蟻地獄にハマったような感覚かもしれません。



そこで、エネルギー源を内発的動機にシフトして行って、太陽で暖かくして、自然と過去のセルフイメージを脱いでしまう、といった形にすると、スムーズに進みやすいように感じます。



この辺りの研究を元に、自己否定から自己肯定へと移行していくサポートになるような「コラム+ワーク」を作成しています。




また、内発的動機ということは「本音から動く」ということですが、覚醒塾というセミナーで「自分の本音に合った選択の技術」を扱っています。


覚醒塾



この辺りも、もしご興味ありましたら♪



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