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神経伝達物質をコントロールして働く

以前の記事では、自分にとって割に合うマシな労働を選ぼうという記事を書いた。

現在の私はその割に合う労働をしている最中なのだが、もう1つ注意しながら行っていることがある。それは神経伝達物質を上手く利用することだ。神経伝達物質とは脳内で合成される化学物質で、簡単に言うとドーパミンとかアドレナリンとかだ。これらはホルモンとも呼ぶが、今回は神経伝達物質と呼称する。


神経伝達物質を利用するという具体例として、私は今回の労働で文句を言わないようにしている。これまで私は労働をしているとき、愚痴や文句を大量に言っていたのだが、そうするとノルアドレナリンが分泌されてしまう。ノルアドレナリンは「闘争と逃走のホルモン」とも呼ばれており、選択や行動が必要となる危機的状況時に分泌され、心拍数が増加し交感神経が優位になり、頭が冴え身体が動くようになる。

だがノルアドレナリンは危機的状況つまり短期決戦用の神経伝達物質であり、毎回使ってられない。だが労働で文句を言うと勝手に分泌されてしまう。そして交感神経が常に優位となり、常に闘争状態となり、最終的にうつ病になってダウンしてしまう。

よって労働で文句や愚痴を言いたくなるのは誰しもそうなのだが、結果的にその行動が自らの首を締めてしまうことになる。だから職場がブラックでもない限り、不満は表に出さない方が良い。もちろん、職場がブラックなら速攻で辞めよう。

こう言いながら私も不満を持ちそうになるが、そういうときは「でも命はかかってないな」とか考えたり、Youtubeで過酷な環境で生活する人の動画を見たり(不謹慎だけどね)して精神の安定を保っている。

もう1つの例として、私は今週、今月、今年、7年後に達成したいことなど短期的な目標を設定するようにした。こうすることでドーパミンが分泌され、やる気と行動力が高まるようになる。


こんな自己啓発書に載ってそうなことを今回の労働中はやっているのだが、効果は結構ある。少なくとも夜に不眠のようなことはなくなり、心がそこそこ穏やかな状態で、仕事開始前に泣きたくなることも減った。

私はBHMT、MAO-A、COMTという遺伝子に変異があるため、神経伝達物質の扱いが上手くないことが分かっている。そのため、うつ病や統合失調症にもなりやすいし、過去に経験がある。だからこそ、人一倍、神経伝達物質に気を使って生活しなければならない。

まあ私ほど深刻じゃないにしても、やはり神経伝達物質を上手く利用して生活できたほうが楽しい人生になるのは間違いない。幸福もセロトニンが作っているのだし。

仕事や生活に不満があるニートの方は、神経伝達物質を上手く扱えるようにすると良いと思う。自分もできるように日々頑張っている。


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