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暑さのストレスで食いしばり?

このところの酷暑で
どうも
体が縮こまり、
全身が固まりがちで、

肩こりや頭痛が
起こりやすく
なっている気がします。

単に
暑さやクーラーの
ストレスのせいかと
思っていたのですが、

どうも
これらのストレスで、
食いしばりが
増えている
せいもあるかもと
気がつきました。

今日は、
暑さのストレスからくる
食いしばりを減らし、

体をゆるめ、
全身の流れを良くして
体のコリや頭痛の
改善を試みる
お話です。


〇食いしばりとは?
クレンチング症候群
ともいわれ、
上下の歯を強く
噛み合わせること。

通常は、
上と下の歯が接するのは、
食事中に
噛む時だけ。

それ以外は、
上下の歯は
少し隙間を開けていて
接していない
のが普通です。

しかし、
食いしばりの癖があると、
食事以外の時間にも、
大きな力で
上下の歯を
噛み合わせている
時間が増えます。

そのことで、
様々な不調が
体に現れてきます。

〇食いしばりの原因
食いしばりの原因は、
主にストレスなどの
精神的要因です。

それに加えて
噛み合わせの悪さ
などの
物理的な要因も
関係しています。

何らかしらの
ストレスがあったり、
緊張する場面で、
食いしばりを
しやすくなります。

ストレスがあると、
交感神経が
優位になり、
口の周りの筋肉が
緊張し、
食いしばる状態に
なりやすいのです。

〇食いしばりが原因で起こる症状
食いしばりによる
症状には
様々なものがあります。

口の周囲に起こるのは、
・歯がすり減る/欠ける/割れる
・歯周病や虫歯が悪化する
・顎関節症になる
など。

全身的な症状には、
・頭痛
・首や肩のこり
・顔面痛
・腰痛
・腕のしびれ

などがあります。

〇食いしばりをなおすには
食いしばりは、
ストレスなどの
精神的要因と、
口の中の
噛み合わせ等の状態の
要因など、
様々な要因が重なって
起こるので、

いくつかの
効果的な方法を
組み合わせて行います。

マウスピースや
噛み合わせの調整
などは、
歯科医院で治療を
受けますが、

自分で、家でも
できることとしては、
以下のような
ことがあります。

・全身のストレッチ運動
首・肩・手足・腰などを
伸ばす運動をし、
筋肉の緊張をほぐす。

・イメージトレーニング
自分で、上下の歯と歯を
合わせないように
意識します。

時々、嚙み合わせに
注意を向け、
上下の歯を
接触させている
ことに気がついたら、

意識的に
歯と歯を離し、
ゆっくり息を吐いて
深呼吸し、
リラックスさせます。

・脱力運動
手を思い切り
上に伸ばして
緊張させてから、
一気に肩の力を抜き、
脱力させます。

次に、
肩をぐっと上に挙げて
一気に力を抜きます。

このように
筋肉を緊張させて、
脱力させる運動を
何度か繰り返すのが
効果的です。

・ 頬づえなどのくせを治す
頬づえは顎に
負担をかけます。

顎関節に
偏った力がかかり、
噛み合わせが悪くなり、
食いしばりを
助長させてしまう
ことがあります。

・寝ている時の姿勢を改善させる
顎や首・肩に
負担をかけない事
が大切です。

横向きで寝る姿勢は、
片方の顎に偏った力が
かかってしまうし、
高すぎる枕は、
首や肩に
負担がかかるので、
ひかえましょう。


もし、
頬やあごの筋肉を
さわってみて、
筋肉が凝って
固くなっていたり、

口の中を
舌で触ってみて、
頬の内側の粘膜に、
噛み痕のような
筋ができているようなら、

あなたも
暑さのストレスで、
食いしばりをしている
可能性があります。

肩こりや頭痛など
全身の不調が
現れる前に、

早めに
あごを緩めて
リラックスさせる
時間を増やし、

食いしばりの時間を
減らしてみては
いかがでしょうか。

食いしばりが減り、
体がゆるむと、
睡眠の質も
良くなることと
思います。


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