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子どもをやる気にさせるコツ「絶対に期待しないで持つ」

親が子どもに期待するのは当然ですし、「適切な期待」をするのはとてもいいことです。

(もちろん、単なるプレッシャーを与えるだけの期待はダメですよね)

「あんたはどうせ何をやってもダメなんだから…」

「お前は頭が悪いから…」

「運動神経が悪いから…」

こんなこと親に言われたり態度や雰囲気を出されたら、子どもはやる気を失ってしまいます。

信頼されてないんだな。受け入れられてないんだなと感じてがっかりしてしまいます。

ひどい場合は、本当にそうなんだって思い込んでしまいます。

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今回お伝えしたいのは、こうした期待ではありません。

営業の仕事をした経験のある方はわかりやすいと思います。

例えば保険の営業をしていて、お客さんの反応が良かったり、「入りますよ~」なんて言われると期待しちゃいますよね。

でも、こういうのって、最後の最後にならないとわからないものです。

実際に契約書にサインして、お金が振り込まれるまではわからないと思っておく。

この方がいいですよね。絶対に期待しない。

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こう考えていれば「やっぱり今は入るのやめました。もう少し検討します」と言われても、そうがっかりすることなく、たんたんと次の行動に移れます。

もし、期待しすぎてしまうと、がっかりしたりこだわったりしてしまいます。

ひどい場合は、怒りの感情が沸いたりして(笑)

これでは次の一歩が踏み出せませんよね。

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ただ、「どうせこの人は調子のいいことを言っているだけだ」と卑屈(ひくつ)になるのとは違います。

「絶対に期待しない」と考えて、たんたんと自分のできることをやっていくってことです。

もちろん「絶対に期待しない」なんて不可能だと思います。こう考えてもどうしても期待しちゃうと思います。

だから「絶対に」期待しないと思っておくくらいでちょうどいいってことです。

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前置きが長くなりましたが、これは子どもに対しても同じです。

子どもががんばってテスト勉強しているとします。

勉強していることに対していい傾向だなと密かに喜ぶのはいいと思います。

でも「今度のテストが楽しみだ」みたいに結果を期待するよくありません。

実際にテストが返ってきて、結果を見るまではわからない。こう考えます。

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また、がんばってもすぐに結果が出るとは限りません(というよりすぐに結果は出ません。出るのは英単語や漢字のミニテストくらい)

結果が出なかったとき、子ども自身もつらいので、どう接したらいいか考えます。

勉強しきった経験のまだない子どもは、勉強したら結果が出ると思っているので、すぐに結果が出ないと「おれはやってもダメだ」とあきらめてしまいがちです。

ここで、すぐには結果が出ないことを大人は子どもにしっかりと伝える必要があります。

これが親ができるサポートだとぼくは考えます。

どんな結果になっても、受け入れてもらえる環境があると感じている子どもはがんばれます。

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今回は「絶対に期待しない」というお話でした。

最後まで読んでくださってありがとうございました。それでは次回もお楽しみに^^

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