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「ホヤさばくより簡単」 観光大使の萌江さんPR スマホ確定申告を体験

 石巻税務署は、インターネットで申告や納税の手続きができるe-Tax(電子申告)をPRするため、26日にいしのまき観光大使でシンガーソングライターの萌江さん(27)を同署に招いた体験会を公開した。自らをホヤのアイドルと名乗る萌江さんは、スマートフォンで所得税の確定申告を模擬体験。「難しいイメージがあったが、ホヤのさばき方より簡単」と利便性を実感していた。

 e-Taxは今年の申告(令和3年分)から、さらに利便性が向上。スマホのカメラで源泉徴収票を撮影すると金額や支払者情報が自動入力され、マイナンバーカードと同カードの読み取りに対応したスマホがあれば、作成した申告書をe-Taxから提出できるようになった。

スマホ申告に挑戦した萌江さん

 同署は食わず嫌いの人もいるホヤと同様に、意外と簡単なスマホ申告を知ってほしいとして、PR役にメディアでも活用中の萌江さんを抜てき。萌江さん流のあいさつとスマホをかけた「ほやっほー×スマッホー」と題して体験会を催した。

 体験は萌江さんが会社勤めという想定。さらにふるさと納税をし、確定申告で寄付金控除の還付を受けようとする架空の設定で、マイナンバーカードと源泉徴収票をスマホで読み取った後、寄付控除額を入力していった。

 数分で手続きが完了し、萌江さんは「仕事が忙しい人も空いている時間できる。場所もどこでもよいので、コロナでも安心して利用できる」と感激。持参したギターを弾きながら「今年はおうちでスマホーヤ」と即興の歌を披露した。

 石巻税務署での申告会場は、2月1日から3月15日まで設ける。佐藤賢司署長は「密を避けるためも、スマホの積極的な利用を」と呼び掛けた。【熊谷利勝】


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