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人気定着「甘」「塩」の鶏唐揚げ|お食事処・楓楸栞(石巻市大街道)

 石巻市立大街道小学校の東側すぐそばの「お食事処 楓楸栞(ふうしゅうかん)」は、地域住民に「唐揚げといえばここ!」と言わしめる人気店だ。東日本大震災後の平成24年4月に大街道西で創業し、29年3月に移転新築。カウンター、テーブル、小上がりと席種も豊富で、おひとり様から子ども連れまで幅広い客層でにぎわっている。

気になるお店 楓楸栞

店名は愛しの三人娘に由来。足元には被災自宅跡地で見つけた2枚のタイルがある

迷ったらハーフ&ハーフ

 看板商品は何といっても食べ応え満点の「からあげ定食」(3個入税込810円・5個入960円)。特製タレに最低8時間浸けた鶏ももを外はサクサク、中はジューシーに揚げる。「甘」と「塩」の2種類があり、いずれも甲乙付けがたい味わい。迷った時には「ハーフ&ハーフ」(計4個入900円・計6個入1020円)を選べば両方を一度に楽しめる。ニンニクを用いないため、平日のランチでも気にならない。

気になるお店 楓楸栞 (1)

定番の「からあげハーフ&ハーフ定食(甘3個・塩3個)」(税込1020円)

 また、「からあげ丼」(810円~)や唐揚げを用いた「ユーリンチー定食」(1020円)もファンの胃袋をつかんで放さない。店主の神野文寿さんの知識と経験が詰め込まれた「ぷんぞ~ラーメン」(同760円~)、「しじみラーメン」(同820円)などの麺類も他にない味で話題。ランチ(同760円)やお子様プレート(同560円)もある。

 店名は神野さんのいとしい三人娘の名前を合わせて命名。店の入り口に使われている2枚だけ色の違うタイルは、震災で被災した自宅跡地から見つけたものという。神野さんは「地元密着型のお店として、誰もが知っているような親しまれる店にしていきたい」と話していた。

気になるお店 楓楸栞 (10)

店主の神野さんと妻の由希子さん

お店情報

お食事処 楓楸栞

▽住所=石巻市大街道東4丁目5-47
▽営業時間=ランチは11~14時(ラストオーダー13時45分)、ディナーは17時から火~木、日20時半(同20時)、金・土21時半(同21時)まで
▽定休日=月曜・第3日曜
▽電話=0225-24-8533
※東松島市赤井にはテイクアウト専門の赤井店も営業中


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