見出し画像

大自然の中で「ととのう」 RAF テントサウナ 桃浦の宿泊施設活用

 現代美術と音楽、食の総合芸術祭「リボーンアート・フェスティバル(RAF)」の一環で8日、もものうらビレッジ=石巻市桃浦=で簡易サウナを楽しむ「〝トトノウ!? 〟テントサウナ」イベントが開かれた。海と山に囲まれた自然豊かな環境で、身も心も洗われるような気持ちよさを体感した。

 もものうらビレッジは、RAFの公式な宿泊研修施設として利用されている。今回の企画は施設のさまざまな活用方法を模索する取り組みの一つ。自然を感じて食事とサウナを楽しむ内容とした。

 施設敷地に置かれたテントサウナは、約1.5メートル四方の断熱性テント内にサウナヒーターを置き、温度は50―100度まで調節が可能。1時間ごとに区切り、10分前後入っては水風呂に浸かりゆったりと休憩。それを何度も繰り返し、身も心もリフレッシュした。サウナ後に食べる通称〝サ飯〟は、地場産の魚介類を使ったバーベキューや、鹿肉の加工品などが出された。

牡鹿半島で、本格的なサウナを味わった

 イベントに参加した石巻市蛇田の山崎杜生さん(26)は、普段も温泉施設のサウナを利用する愛好者。「自然豊かな場所でサウナを体験できるのは、非日常的でとても気持ちいい。いつも以上に〝ととのった〟感覚が強い」と満喫していた。【渡邊裕紀】





最後まで記事をお読みいただき、ありがとうございました。皆様から頂くサポートは、さらなる有益なコンテンツの作成に役立たせていきます。引き続き、石巻日日新聞社のコンテンツをお楽しみください。