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みやぎアラート運用開始 県内感染増で独自指標 病床確保の判断材料に

 県は13日、新型コロナウイルスの感染再拡大に伴い、医療機関で病床数を拡張する際などの基準となる独自指標「みやぎアラート」の運用を開始した。直近7日間の新規感染者数に応じて定める基本レベル(0―4)と、クラスター(感染集団)や感染者数の倍加時間などを踏まえたアラートレベル(0―4)を設定。医療機関での病床拡張、縮小の目安とする。14日のアラートレベルは「2」。県民に対してもレベル上昇や近県での感染拡大時などは、不要不急の外出自粛を求めていく。【横井康彦】

 国内では12日現在、累計2万1502人の感染が確認され、今月1日時点から2779人増加。県内では、7月2―13日の間にこれまで感染者が確認されていなかった登米・石巻保健所管内を含めて11人の新規感染が見られた。

 感染拡大の第2波に備え、県は医療機関の病床確保における判断基準の「見える化」と、県民に対しても行動の参考にしてもらうための独自指標を用いることを県新型コロナ対策本部会議で決めた。

みやぎアラート運用開始_表-01

 基本レベルは、県が直近7日間の新規感染者数のほか、感染者入院受入可能病床の占有状況で設定する。感染者なしのレベル0から、1週間で101人以上が確認されたレベル4まで計5段階。これに加え、県内のクラスター発生状況、感染者倍加速度、経路不明者数、人工呼吸器使用状況、宿泊療養施設稼働率を総合的に判断し、県と医師らで構成するアドバイザーチームがアラートレベルを毎日0―4の5段階で示し、県ホームページ上で公表する。

 アラートレベル0―1は、感染症指定医療機関(7病院)の指定病床で29床を確保し、軽症者や無症状者用に宿泊療養施設100室も活用する。感染者11―50人確認時のレベル2以上から、指定医療機関の一般病床や一般医療機関の病床も活用。病床は50床以上、宿泊療養施設も300室以上が必要となるため、協力医療機関や施設と連携していく。

 県疾病・感染症対策室は「レベルに応じ必要な病床を確保しているという安心を県民に届けたい。レベルが上昇した場合は、県民の方々にも行動の参考してもらえれば」と話していた。


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