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石巻 序盤の集中打で快勝 高校野球代替大会 先発本木 2試合連続好投

 全国高校野球選手権大会宮城大会の代替となる東北地区高校野球宮城大会は24日、大崎市の鹿島台中央野球場で石巻対角田の3回戦が行われた。序盤の集中打で逆転した石巻が主導権をにぎり、打たせて取る堅い守りで5―1と角田に快勝。石巻は26日午後2時から石巻市民球場で8強をかけて東北と戦う。【渡邊裕紀】

高校野球 石巻対角田 (394)

石巻は三回に逆転し、さらに差を広げた

 初回に1点を奪われ、追う展開となった石巻は三回、2死三塁から木村の適時打で同点とし、四球で2死一、二塁とチャンスが広がる中、5番清水の左適時打、6番阿部の三塁打の連打で、この回計4点をもぎ取った。

高校野球 石巻対角田 (503)

 石巻は五回にも清水の三塁打で1点を追加した。先発本木は133球を投げ、10安打を許すが、二回以降は角田に本塁を踏ませず守備陣も奮起した。

高校野球 石巻対角田 (8)

 初戦の宮城広瀬を完封し、角田戦も完投した本木悠登選手(3年)は本来、遊撃手。「味方の守備に助けられ、最後まで投げ切ることができた。次の東北は格上だが、全力で向かいたい」と話していた。

高校野球 石巻対角田 (203)

 早坂憲人監督は「初回の失点から、早いタイミングで同点に追いつけたことで勢いに乗ることができた。次の試合も選手たちは誇りを持ち、胸を張って臨んでほしい」と背中を押した。

200725野球スコアボード_石巻-01

 石巻勢で唯一勝ち残り、16強入りした石巻は、26日に8強をかけて東北と対戦する。


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