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被災地は今 2市1町10年の変化 自然と人の力まざまざと〈東松島市〉

 東日本大震災の津波は古里の景色を大きく変えたが、その後の復興事業によってこれまでに見たことのない新たなまちに生まれ変わっている。10年という時間の変化は、自然と人がなす力の大きさを突きつける。震災直後と現在をほぼ同じ場所から撮影した。

【東松島市大曲地区】

大曲B3月19日 (1) - コピー

水田地帯に津波でがれきが流れ込んだ大曲地区。目の前の惨景に座り込むしかなかった(平成23年3月19日)

大曲B3月19日 (2) - コピー

市街地を津波から守るため、内陸堤防を兼ねた高盛り土道路ができている。水田の再生も完了し、作付けを待つ(令和3年2月20日)


【東松島市野蒜運河】

東名運河A (1) - コピー

中央の家があるのは東名運河の中。周辺から流されてきた家や車が堆積していた(平成23年3月25日)

東名運河A (2) - コピーb

運河北側は集団移転と現地再建の希望をかなえた土地利用が進められた。移転跡地には奥松島運動公園や排水処理施設が整備された(令和3年2月20日)



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