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鹿肉加工品をセット発売 牡鹿半島の資源活用 ソーセージなど4種入り

 石巻市の牡鹿半島を主な舞台に隔年で総合芸術祭を開いている一般社団法人リボーンアート・フェスティバル(RAF)=石巻市=は6月29日、平成29年の初回で食のプロジェクトとして設立した鹿肉処理加工施設「FERMENTO(フェルメント)」で処理した鹿肉を用いた「シャルキュトリー(食肉加工品)4種セット」をオンラインで発売した。食肉加工に精通したシェフとの共同で生のチョリソとソーセージ、ハンバーグ、トマトカレーが楽しめる。価格は送料、税込みで5300円。【近江  瞬】

 同施設は、RAFが牡鹿半島で駆除されるだけだったシカの命を少しでも循環させることを目的に設立。今回は、同施設の食猟師である小野寺望さんが展開する「アントラークラフツ」で手掛けた牡鹿半島の鹿肉を、千葉県木更津市のサスティナブルファーム&パーク「KURKKU FIELDS(クルックフィールズ)」の岡田修シェフが加工して商品に仕立てた。

リボーン鹿肉 DAYS用 (2)_NOTE

鹿のトマトカレー

 商品は「フルーティーな生チョリソ―鹿と森の木の実」2本、「フレッシュハーブの生ソーセージ―鹿と柑橘」2本、「鹿のワイルドハンバーグ」2枚、「鹿のトマトカレー」2パックのセット。化学調味料などを一切使っておらず、ジビエ初心者にも愛好者にも楽しめる味となっている。

 商品は「クルックフィールズ」のオンラインショップから購入できる。

リボーン鹿肉 DAYS用_ NOTE

食猟師の小野寺望さん



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