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来年も土日(8月5、6日)開催 川開祭実行委総会 100回記念に向け意見

 石巻川開祭実行委員会は5日、石巻商工会議所で通常総会を開き、100回目の記念大会となる来年の開催日を今年同様8月第1土・日曜日と決めた。8月5、6日に実施する。

 新型コロナの影響で3年ぶりに花火大会やパレード、孫兵衛船競漕などの主要行事が催された今年の人出は、2日間で計12万8500人。3年前より6万5千人以上減った。事務局は「コロナ感染を避けるために参加を見送った人が多い」と説明し、ウイズコロナ時代となる今後のイベント開催の課題とした。

 各部の報告では、ごみの分別やごみ箱設置などのごみ対策(本部)や供養祭での一般焼香の復活(祭典部)、花火の打ち上げ施設と住宅地が近すぎて事故につながりかねない(煙火部)などの反省・要望があった。

 総会出席者からは「石巻市を代表する祭りなので、鼓笛隊パレードに旧町の小学校も参加させたい。人出の増加にもつながる」「市民がどのような祭りを望んでいるのか。100回大会に向け、アンケートを取るなど対応が必要」といった意見や提案が出された。

 来年の事業案などは実行委内に先日設置した100回大会事業検討委で協議。来月上旬に実行委に提言することとしている。
【平井美智子】


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