基地上空で五輪描く ブルーインパルス 開会式へ準備万端
東京五輪開会式(23日)での展示飛行に向け、航空自衛隊松島基地(津田昌隆司令)のブルーインパルスは16日、基地上空で五輪を描いた。訓練は6月30日から始めたが、悪天候もあって基地上空では5回程度。多くは洋上で行っていた。青空が広がったこの日は5機のブルーが均等な輪を描いた。
当初は17日にカラースモークを噴射して練習を行う見通しだったが、23日の本番に備えて埼玉県の入間基地に移動する関係から16日で石巻地方での練習は終了となった。今後は松島基地を離れ、週明けから関東圏での練習に切り替わる。
基地上空で五輪を描いたブルーインパルス(16日午前8時半)
五輪開会式では、昨年3月20日に東松島市での聖火到着式と同じく、横並びでの編隊飛行と五輪の演出になる。開会式でカラースモークを使うかどうかについては、五輪大会関係機関や航空幕僚監部と調整していくという。同基地広報班は「しっかりと安全な飛行に備えたい」と語っていた。【横井康彦】
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