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矢本門脇線が全線開通 石巻、東松島 往来向上 宮戸・松ヶ島橋も完成

 東松島市矢本の西部と石巻市門脇地区を結ぶ都市計画道路矢本門脇線の一部で、定川にかかる新設橋「定川復興大橋」を含む0.8キロ区間が23日に開通した。野蒜、宮戸地区を結ぶ宮戸復興道路(延長約1.1キロ)の一部である「松ヶ島」を含む400メートル区間も供用開始され、両所で式典があった。【横井康彦】

定川復興大橋 (1)

定川復興大橋で走り初めを行った

 矢本門脇線は、施工中の都市計画道路門脇流留線と接続し、沿線の防災集団移転地と市街地各地区、大曲漁港と石巻市の水産加工団地などを密接に連絡する主要幹線。全延長3.98キロで昨年8月に完成した3.2キロ部分に加え、今回橋の完成で全面開通となった。

 開通式は新型コロナに伴う緊急事態宣言を受け、規模を縮小。亀山紘石巻市長、渥美巖東松島市長らがテープカットなどを行い、その後走り初めした。

まつがしま改

松ヶ島橋も完成し、テープカットした

 式に参加した大曲地区まちづくり協議会の鎌田司郎代表は「生活路だけでなく、両市の交流人口拡大にもつながる。有事の避難路として活用できるので大変ありがたい」と話していた。その後、宮戸地区でも松ヶ島橋で開通式が開かれた。

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