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都道府県境またぐ移動解除 「両親に会いに」「感染怖い」

 新型コロナウイルス感染拡大防止で、これまで慎重に行うように求められてきた「都道府県をまたぐ移動」が19日から全国で解除された。緊急事態宣言の解除に伴い、段階を踏んできた外出自粛に安倍晋三首相は「人との間隔を取るなど感染予防を講じて社会経済活動を本格化してほしい」と呼び掛けている。【山口紘史】

 仕事や観光などで首都圏も自由に行き来ができるようになったが、一方で「第2波の到来」など感染拡大を懸念する声も多い。特に県内では18日以降、きのうまで3人の陽性が確認されるなど、予断を許さない状況だ。

 神奈川県横浜市在住のシステムエンジニア伊丹康祐さん(31)は今週末、実家のある石巻市に帰省することにした。「両親に顔を見せるため、本来は黄金週間に帰る予定だった。感染状況は今後どのように推移するか予測できないが、県またぎの移動が解除された今なら感染リスクは低いと思い、帰省を決めた」と語る。一方で「横浜市内での感染者累計は約570人。もし私が感染し、ほかの人にうつしてしまったらと思うと怖い。常にうつらない、うつさないの心構えは持っておきたい」と話していた。

新型コロナ地域の声 県またぐ移動緩和

「移動は慎重に」と呼び掛ける国道398号の道路情報板

 石巻市水明町の団体職員鈴木英司さん(28)は、県またぎの移動について「コロナが沈静化した県同士の移動ならリスクは低いので問題はないと思う。だが、感染リスク自体が高まるのは当然。予防策を徹底するしか方法はないだろう」と語る。

 病気に対する免疫力が人より低いという鈴木さんはコロナに感染しないよう、私生活では現在も外出自粛など細心の注意を払って生活をしている。「好きなように行動できず、だんだんストレスがたまってきているのは感じる。感染を気にすることなく、友人と旅行などができる日が待ち遠しい」と心境を語っていた。

 女川町出身で仙台市青葉区在住の平塚魁斗さん(19)は、同市内の飲食店でパート勤務している。「店ではマスクをしていない客も増えた。誰がどこから来たのかも分からず、もしかすると首都圏から来た人もいるかもしれないので感染が怖い。女川の家族にも会いたいが、この状況では当分帰れない」と胸の内を明かした。


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