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みんなで食べるカレーは最高 女川小5年生 花山合宿・現地リポート

 女川小学校(伊藤拓巳校長・児童213人)の5年生は、14日から2泊3日で花山合宿=栗原市=に臨んでいます。寝食を共にしながら思いやり、協力の心でさまざまな活動を展開しています。現地から子ども記者を通じたリポートが届きました。

 9月14日から女川小学校5年生の花山合宿が始まり、1日目が終わりました。私たちは学年テーマとして学び合い、助け合い、協力を目標としました。15日以降も沢登り、ウオークラリー、キャンプファイヤー、焼き板作りとたくさんのメニューがあります。

 2学期が始まってから班の係を決めたり班旗を作ったりしてきました。班の旗は自分達で布を切って縫ったり、みんなの名前やイラストを書いたりしました。キャンプファイヤーのスタンツもしっかり練習しました。

御駒山に登った女川小の児童たち

 私が一番楽しみにしていたことはカレーライス作りです。花山にはバスで向かいましたが、女川と違って周りに大きな山やたくさんの森があって自然がいっぱいだなぁと思いました。花山青少年自然の家に着くと全体が広く建物が学校よりもずっと大きいので驚きました。私の花山合宿の目当ては「自分のことは自分でする」です。

 初日は御駒山に登りました。急な坂だったので疲れて足が動けなくなるくらい痛くなりました。でも頂上に着いたときはやったあと思わず叫びました。みんな「ヤッホー」とか「すごい」という声を出して楽しくお弁当を食べました。頂上からの眺めはすごく景色が良く、湖がとてもきれいに見えました。

 女川の海もきれいだけれども、花山の湖は空の上に浮かんでいるようでした。朝からすごく天気が良くて暑かったのでたくさん汗をかいてお腹も減りました。野外炊飯は野菜を炒めたりするのが大変だったけれどもとても楽しくできました。カレーライスの味がとても良かったです。みんなで作って食べるのは本当においしいなと思いました。夜は真っ暗な山道を歩くナイトハイクをしました。残念ながらホタルは見つかりませんでしたが、とても楽しいハイキングでした。

 15日は沢登りがあります。楽しみなことは川で泳ぐことです。16日には女川に帰ることになりますが、もっと花山にいたいなとも思いました。もう1回やってもいいくらい楽しい花山合宿です。これからも頑張ります。
【子ども記者・山川和葉】





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