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揚げ物、焼き物持ち帰り|からあげ専門 一幸屋&スミ‘sキッチン(石巻市大街道東)

 コロナ禍を見越してテイクアウトに絞った「からあげ専門 一幸屋」。一番人気は「漬け込み醤油唐揚げ」と「特製旨塩ダレ唐揚げ」を組み合わせた「あいもり弁当」だ。各2個ずつ4個入り560円、各3個ずつ6個入り750円と手ごろな値段もうれしい。

気になるお店・一幸屋

外見は2店舗に見えるが、中に入ると1店という作り

気になるお店・一幸屋 (4)

清潔な店内。待つ間、無料サービスのスープをカップにそそぐことができる

一つ屋根に2つの店舗

 1個当たり60グラムの唐揚げの大きさは、一般的に売られているものの2、3個分。ハシで持つと重量感があり、フォークで刺すか手づかみでガブリとやるのも気持ちよさそう。

 味の秘密は、明治41年創業の地元・山形屋商店と開発した特製醤油たれなど各種のたれ。漬けこんだ鳥肉を最低でも1日寝かせてから、180度のサラダ油で4分揚げる。佐藤幸裕マネージャーは、「外はカリッカリ、中はジューシーになるんですが、片栗粉のまぶし方が大事」という。

気になるお店・一幸屋 (6)

からあげとハンバーグのコラボ弁当。単品でもご飯付弁当でも注文できる

 実は「スミ‘sキッチン」という炭焼き&グリル弁当の店も同じ店舗内で展開していて、こちらにはグリルチキンがあって鶏肉好きは迷いそうだ。売れ筋ナンバーワンは、炭焼き手ごねハンバーグ(単品590円、弁当720円)。市内のすぎやま商店から仕入れる特製の手ごねハンバーグを用い、やはり山形屋特製のデミグラスソースが味の決め手だ。

  2つの店は、飲食チェーンの「赤から」、「トマト&オニオン」を市内で運営する会社が立ち上げた。佐藤マネージャーは「家族に喜んでもらえて、仕入れ先も含めてみんなが幸せになること」をテーマに掲げる。セルフサービスのスープは、無料で何杯でもOK。得した気分でリピートしたくなる。

お店情報

▽住所=石巻市大街道東一丁目3―58
▽営業時間=11時~21時
▽定休日=無休
▽電話=0225―98―9813


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