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石巻・東松島・女川のグルメ紹介 観光客にもピッタリ!

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石巻市・東松島市・女川町の飲食店を紹介するマガジン。石巻日日新聞社の記者が一軒ずつ丁寧に取材し、店主の思いやイチ押しの一品などをご紹介します。ランチや夜のお店選びにご覧ください。… もっと読む
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#宴会

石巻グルメ ジャンル別ナビページ

マガジン「石巻地域の美味しいナビ~気になるお店~」は、石巻地方のおすすめ飲食店の一覧です。石巻日日新聞社の記者が一軒ずつ丁寧に取材し、店主の思いやイチ押しの一品を聞きました。旬の海鮮料理はもちろん、ラーメン、おそば、定食、洋食、中華も!食材王国石巻のグルメを家族のだんらんに、友達との交流に、そして新たな発見に、ご活用ください。随時、地域の新店舗を紹介していきます。お楽しみに! 石巻日日新聞の紙面では毎週土曜日に「気になるお店」を紹介中。そちらもチェックしてくださいね。 🍙

地元食材使った膳や丼人気|ふるさと料理 つる屋(石巻市成田)

 河北地区の国道沿いに店を構える「ふるさと料理 つる屋」は、地域に愛され続ける。和食を中心に地元食材を使ったランチが人気で、手ごろな価格帯も魅力だ。 国道45号沿い、ビッグバン近くの赤い看板が目印 わがままにも良心対応  同店は元々、居酒屋チェーンの加盟店だったが、震災直後に休止。地元出身で店主の武山参奨さん(37)は避難生活を強いられていた被災者や地元住民らに「店を開けてほしい」と要望され、チェーン店をやめて地元食材を使った料理店として平成23年6月にオープンした。店名

ボリューム満点の大衆食堂|旭山ドライブイン(石巻市北村)

 北村小学校近くの県道151号線沿いに店を構える「旭山ドライブイン」は、昭和45年創業の民宿兼大衆食堂。家族経営ならではのアットホームな雰囲気が魅力で、座敷とテーブル席からなる店内は、実家に帰省したかのようにくつろげる。昼時は地域住民や工事現場の作業員らが足を運び、安価でボリューミーな品々がお腹を満たす。 県道沿いに構えた店舗 仕出しや宴会、民宿も  メニューは麺類や丼物、定食がメインで、一番人気は国産豚を使用したかつ丼(並、税込850円)。肉厚でジューシーなカツに、まろ

ササニシキ味わうすしの店|農家れすとらん お結び(石巻市北村)

 県立自然公園旭山に近く、水田に囲まれた場所に平成30年12月に開店した本格的なすしの店。北村の出身で、東京や石巻、塩釜で料理人としての腕を磨いてきた新田大地さんが構えた。米は新田さんの実家など地元でとれたササニシキで、塩釜や仙台の市場から毎朝仕入れるネタとの相性が抜群だ。 農村地域にできたばかりの店舗 県内産にこだわり  大きめのネタが乗ったにぎりすしは、6貫と巻物1本の並が税別1000円。生ものに合うよう甘めに配合されたしょうゆでいただく。一番の人気は大トロ、白身、カ

肉料理中心の満足ランチ|レストラン HARBOR LAND(石巻市南中里)

 石巻市の中心市街地に居酒屋「天空庵」、すしバー「樹琳(きりん)」などを経営する㈱グローバルダイニング(武山雄樹社長)が、初のレストランとして平成29年4月にオープンした「ハーバーランド」。港を意識したおしゃれな雰囲気と確かな味を求め、女性を中心に多くの利用客が訪れている。 ヨットハーバーをイメージした外観。暖かい時期はウッドデッキで食事も 港意識の店構えで  石巻市出身の武山社長は、「石巻の人は食のレベルが高い。流行や小手先の味にはごまかされない」という。そのため同店で

絶妙な肉の柔らかさ|旨い食処 あごら(東松島市矢本)

 石巻、東松島の食材にこだわり、〝旨い食処〟の看板はダテじゃない。約50種類の豊富な食事メニューがある中、店主がとくにおすすめするのは、石巻産えごま豚のとんかつ膳(税込1200円)だ。 あんてなしょっぷまちんどに隣接した店 えごま豚のとんかつ  えごまを与えて育てた豚は肉のくさみがなく柔らかさが特徴。えごま豚のおいしさをサクサクの衣で包み込んだとんかつは、一口かめば甘味を感じる上質な脂身が溶け出し、東松島産ひとめぼれのご飯が進む。とんかつにオリジナルのブレンドソースをかけ

地元食材で「和」をいただく|旬彩・陽―hinata―(石巻市山下町)

 米の貴婦人といわれるササシグレに十三浜ワカメ、県産銘柄「幻の島豚」、そして地元で水揚げされる新鮮な魚介類。オープンして約3年になる「旬彩 陽―hinata(ひなた)―」は、地元食材にこだわった創作和食の店。東京の料亭で3年、仙台のホテルなどで13年修業を積んだ須田陽介さんが素材選びから調味料まで妥協せず旬の味を振る舞う。 国道に面し、落ち着いた印象の店舗 調味料も妥協せず  評判は地元から仕入れる魚介類の刺し身(税別2500円~)。昆布やかつお節を1週間漬け込んだしょう

四季感じるこだわり料理|お食事・仕出し 松竹(石巻市中央)

 こだわりの料理、店内の雰囲気などトータルで食事を堪能できる老舗飲食店「松竹」(阿部久利社長)。2代目店主の阿部社長が「量より質」で満足させる創作和食を追求し、店内の雰囲気にもこだわるなどもてなしの引き出しを増やそうと精進を重ねる。今月下旬には、冬の食材を使ったランチの限定メニューも始める。 地域の舌を満足させ続ける老舗料理店「松竹」 老舗の味がランチでも  松竹を営む有限会社阿部新は、江戸時代に廻船問屋として創業。その後、旅館事業を始め、40年ほど前から関連事業として「

本場のジューシー焼餃子|中国料理・雲雀(石巻市末広町)

 中国料理「雲雀(ひばり)」は、大連出身の韓輝(かんき)さんと、韓劉培霞(かんりゅうばいか)さんの夫婦で営む店。今月8日、石巻市中央から末広町の国道沿いに移転オープンした。店内は以前より広くなり、本場の味がゆっくりと楽しめる。 移転オープンした店。赤い看板が目印 移転し店内が広く  看板料理は「手作りジューシー焼餃子」(5個、税込550円)。具材はニンニクを使わず、県内産の豚肉とニラ、キャベツとシンプルながら独自の味付けがされていて、タレにつけなくてもいける。一口かめば、

地元産生ウニのパスタ|レジリエンスバー (石巻市中央)

 石巻市の中心市街地で橋通りとアイトピア通りが交差するホシノボックスピア2階にある「レジリエンスバー」。石巻日日新聞社創刊100周年記念事業の一環で「石巻ニューゼ」と共に平成24年11月に誕生したコミュニティ・サロンだ。 店舗はホシノボックスピア2階 お洒落なひとときを  白を基調とした内装とオレンジの暖かい照明のコントラストが生み出す落ち着いた店内。昼は静かなラウンジミュージックが流れるくつろぎのカフェ、予約制の夜はスポーツ観戦やジャズライブなどを楽しめるバーと二つの顔

歴史と伝統が息づくうな重|割烹・八幡家(石巻市中央)

 大正2年の創業以来、厳選した素材のみを使って味の花を器の中に咲かす。四代にわたる伝統がここにある。 各種宴会に対応できる大広間を完備 歴史ある老舗のうな重 屋号は初代の阿部喜一さんが多賀城村(現多賀城市)の八幡出身であることに由来。二代目の喜代司さんは太平洋戦争後の困難を切り抜け、三代目の一喜代さんが親しみやすい店の形を作り上げた。  そして現在、店を切り盛りするのは女将兼板前で四代目の紀代子さん。店舗は東日本大震災で壊滅状態となったが、「このままでは終われない」と平