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アルモンデナンデモデキルサ#19【海苔はとろり派】

ひびのわです。
毎週一回、stand.fmで旬の野菜をまるごと食べ切る一品を紹介しています.
少ない材料と調理器具で作るシンプルな料理。
アレンジし易い柔軟性抜群なレシピ。
ひびのわが得意なのは、毎日食べたい頑張らないご飯です。
noteでは声のレシピを簡略化し、その分ちょっぴり小ネタを加えて紹介しています。

おにぎりの海苔はパリパリ派?しっとり派?
そんな質問、一度はされたことがあるかもしれませんね。

私はお米にひたっと馴染んだしっとりが好きです。
でもでもでも。
それ以上に好きなのがとろり。

とはいえこれはおにぎりの話ではありません。
海苔のどんな状態が好きですか?と聞かれたら、間髪入れずに「とろりです!」と答えちゃう!ってこと。

今回紹介するのは、そんなとろりとした海苔をソースのように楽しめる「レタスと海苔の柚子胡椒炒め」です。
シャキシャキレタスとレタスの旨味をたっぷり吸い込んでとろりとした海苔、最高…。


◇材料◇(2人前)
レタス1/2玉/海苔(全型2枚)/ごま油/柚子胡椒/醤油

◇工程◇
①レタスはさっと洗ってざるにあげ水分をきって、食べやすい大きさにちぎる。大きめがおすすめ。火を通すと1/2くらいの量になることを想定して、お好みの量を用意。
②フライパンにごま油を大さじ1くらい入れて火をつけ、中火にしたら①のレタスを入れる。レタスをフライパンいっぱいに広げたらいじらずにしんなりするまで待つ。レタスから水分が出てしんなりしてきたら、裏返すようにしてまたしばらく待つ。
③レタスの生っぽさがなくなって量が減ってきたら、フライパンを傾けて水分を片側に寄せて、そこに柚子胡椒を溶かすように入れていく。まずは小さじ1くらい。(水分が出ていない場合は大さじ1くらいの水で柚子胡椒を溶かしてから入れる)
④レタスと柚子胡椒をざっと混ぜたら、食べやすい大きさにちぎりながら海苔を入れていく。入れ終えたら水分を海苔に吸わせるように混ぜ合わせる。
⑤味見をして塩加減がいい感じであればOK。足りない場合は、醤油を少し足して味を整える。お好みの味に仕上がったら、最後に5秒ほど強火にして水分を飛ばして出来上がり。
※柚子胡椒はメーカーによって塩分にかなり差があるので少しずつ加えてください。

今回のポイントはなんといっても海苔です。
海苔って実は台所で忘れられがちな食材のひとつ。
しなしなになってしまった海苔、あります!という生徒さんも多いです(笑)。
そんな時はぜひ、とろりとした海苔の食感を楽しむ料理を試してみてください。
炒めものや和えものが水っぽくなってしまったら、海苔をちぎって水分を吸わせてとろりとソースのようにいただきましょう!

海苔の旨味は人が美味しいと感じるうま味の黄金比なのだそう。
グルタミン酸:イノシン酸= 10:1
グルタミン酸は主に昆布に含まれるうま味成分、イノシン酸は鰹節に代表されるうま味成分です。
乱暴に言ってしまうと、鰹出汁に近いうま味を持っているんですね。
そしてそして、海苔のうま味成分は水溶性なのだそう。
だからとろりが美味しいのは当たり前だったってこと!!!


ちなみに私はヘトヘトに疲れてもう何も作りたくないよーというとき、お椀に味噌とちぎったのりを入れてお湯を注ぎ、簡単お味噌汁をつくっています。
出汁いらずでうま味たっぷり、とろりとした海苔の味噌汁は最高ですよ。

皆さんもぜひ「海苔はとろり派」に!お仲間お待ちしています。


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