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アルモンデ大丈夫だよ

noteを始めて5年以上が経ちました。働き方や関わる仕事、よく会う人たちは変わったけれど、変わらないこともあります。それは毎月料理教室を開くこと。その料理教室にはレシピがないことです。
今までこのクラスについて、そもそも私自身がどんなことをしている人なのかすら、きちんと説明しないまま続けてきたnote。
4月の雰囲気にのって、改めて自己紹介をしてみます。お役に立てることがあれば、お気軽にご連絡ください。


アルモンデ料理家の大塚佑子です

初めまして。大塚佑子と申します。「ひびのわ」という屋号で2014年から活動しています。昨年からアルモンデ料理家と名乗るようになりました。
料理教室やイベントを開催したり、シェフや料理家さんのアシスタントをしたり。VEGAN(動物性のものを食べない使わないライフスタイル)料理が好きが高じて、VEGAN検定の講師や企業へのVEGANメニュー、アレルギー対応のメニュー提案などもしています。
得意分野は、野菜のこと、発酵食品や調味料のこと、オーガニックや環境に負荷の少ない暮らしのこと。そしてどんな環境でも美味しいごはんをつくることです。

アルモンデってなに?

アルモンデというのは、今あるものでつくるごはんのこと。今ではメディアでもよく見かけるようになりましたね。
私がこの言葉を謳うようになったのは、7年ほど前でしょうか。「あるもので大丈夫ですよ」というのが口癖だった私に、「それをカタカナにしたらイタリア語みたいでキャッチーじゃない!それ使いなよー」と師匠が提案してくれたのがきっかけ。
今あるものでつくる即興料理だから、アルモンデごはんにレシピはありません。レシピありきじゃなくて、素材ありきのごはんづくり。日々の名もないごはんは、覚えるのではなくて身につけるものなのかもしれません。

アルモンデは安心です

アルモンデごはんを作れるようになったら、安心です。
私たちは食べたものそのもの。日々何を食べているのかで、私たちは良くもなるし悪くもなります。でも1日のうちごはんを作ることに注げるエネルギーって、そんなに多くはないですよね。
そんな時こそ、アルモンデ。台所に立って冷蔵庫を開けて、目についたものでパパッと食べたいものを作ることができたら、なんだかいい気分になります。お腹も気持ちも満たされて、今日もいい一日だったなぁって思えます。アルモンデごはんをつくる日々の積み重ねは、自分への絶対的な信頼感になる。私はいつでも自分を喜ばせることができるから大丈夫。アルモンデ大丈夫。
私にとっても私とのとろに来てくださる生徒さんにとっても、これは大切な合言葉です。

アルモンデは循環します

食べきれずに食材を捨てる時の罪悪感。きっと皆さんも経験ありますよね。使いきれない理由は時々で違うし、捨てた自分を責めても解決にはなりません。本当は食べきりたい、使い切りたいですよね。私もそう。でもあれがないと作れない、これはいつか使うはず、そうやって食材はどんどん増えていきます。今アルモンデつくろう。日々のごはんをアルモンデつくっていると、よく使うもの、使いきれないものがよーくわかります。次の買い物でそれを思い出すから、フードロスは格段に減ります。
私たちは地球の循環の一部です。SDGsが叫ばれて久しいですが、一番身近な循環は私たちの暮らしにあります。特にわかりやすいのは台所。台所は小さな地球だと思っているんです。何かが誰かが育ててくれた命は、私の台所で食卓で私の命になる。その後排泄を経てまた未来の命に繋がってく。日々のごはんには、循環を絶やさないというミッションがあります。私たちはみんな命のリレーのバトンを手渡せるし、受け取れる。それってすごく嬉しい責任です。私からあなたにも手渡したい。

レシピのない料理教室をやっています

毎月テーマを設けて、アルモンデごはんをつくる料理教室を開催しています。事前に私が用意したレシピを作ってもらうのでもなく、私が作って皆さんに食べてもらうのでもなく、参加する方に食べたいものをつくってもらうスタイル。完全なる実践型クラスです。
料理教室に用意する食材は、農家さんから届いた旬の野菜、テーマに沿ったもの、私が気分次第で自宅から持ってきた調味料など。
食材に触る、食材を食べる、食べたい味を想像する、味の変化を知る、五感をフルに使って料理してもらいます。何度もみんなで味見します。私の役割はただひとつ。それは失敗させないこと。
「何をしても大丈夫だから、安心して冒険してね」
レシピがない=たったひとつの正解はないということ。行き先はいつでも変えられます。「ああ美味しかったー」って、みんなで笑い合えることがゴールです。こんなヘンテコな料理教室ですが、いつも笑顔が絶えませ
※奇数月はVEGAN(お肉もお魚も使わないごはん)、偶数月はノンベジ(お肉もお魚もなんでも使うごはん)で開催しています。その日作ったもののレシピは後日お送りしています。


パーソナル料理教室をやっています

【食べるの始末】というパーソナル料理教室もやっています。コロナ中にスタートしたので、今まではオンラインのみでしたが、この4月からお家に伺ってのレッスンも始めます。この教室で私は、1ヶ月間あなただけの料理パーソナルトレーナーになります。
レッスンの内容は、今抱えている料理に関するお悩みや理想に合わせて相談しながら決めていきます。大人数の料理教室では自分の話だけを聞いてもらうことは難しいけど、ここではどんなことでも何度でも誰の目も気にせず相談してください。こんなふうにごはんを作れたらいいのに。そんな理想をひとつひとつ実践しながら叶えていきます。
こちらも基本はアルモンデ。レッスンは、台所にある調理器具や食材を共有していただくことから始まります。ご自宅にあるものを活かして、食べたいものをつくるって難しそうに感じますよね。それがどなたもあっという間にできるようになってしまうんです。一度リズムを掴むと、料理中の表情がぱあっと明るくなります。私は大丈夫って自分への信頼なのかな。私もつられて笑顔になるから、レッスン後はいつもじんわり幸せです。
※期間中は90分のオンラインレッスン3回(zoomを使用)+料理全般についての質問にいつでもお応えするLINEサポート付き。


今私、何食べたい?

私たちは毎日何かを食べています。食べたいものを食べた時の、満たされる感覚。「はぁー幸せー」って脱力して、口角があがっちゃうあの感じ。最近いつ味わいましたか?
食べたいものを食べるというと、暴飲暴食のように捉えられがちです。でも本来は、自分に今必要なものを食べることだと私は考えています。食べたいものは身体が欲しているもの。だから「今私何が食べたいんだろう」と自分に問いかけながら、ごはんを作ってねってしつこく伝えています。はっきりした料理名じゃなくていい。甘じょっぱい味付けのお肉とか、さっぱりした冷たい野菜とか、ぼんやりしたものでいい。自分の食べたいイメージがあると、アルモンデごはんをつくるのは楽になります。いつもじゃなくてもいい。心と身体に少し余裕がある時だけでもいい。そこからスタートして、いつしか自然にそれができるようになったらいいな。いつでもどこでもアルモンデ自分を満たすことができようになったら、自分最強なんじゃないかなって、私は結構本気で思ってます。


私はつくると食べるを介して、安心して伸び伸びと健やかに暮らしたい。そしてそんな風に暮らす仲間を増やしたいです。安心がベースにあると、何にでもチャレンジできるしどこにでも飛びだしていける気がするから。
そして、ひとりひとりの小さな台所がくるくるとリズムよく循環したらいいな。その心地よい循環が広がって、みんなが活き活きと日々を過ごせたらいいなと心から願っています。
大きな野望だけれど、アルモンデできることはたくさんあるはず。なんだって始まりは小さなことからだもんね。

はぁ、長い長い自己紹介になってしまいました。もっと論理的な文章が書けたらいいのにって思うけど、これが今の私なのだからしょうがない。
アルモンデごはんをつくることに興味を持っていただけたら、私に興味を持っていただけたら、いつでも教室に遊びにきてください。アルモンデごはんをつくるイベントをやってみたい!という方や、VEGANやアレルギーのメニュー提案等のお仕事につきましては、こちらのお問合せからご連絡いただけましたら幸いです。



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