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土で育った野菜を食べたい

普段コーチングの投稿中心だけど
ここのマガジンでは、
ふと感じたことをつらつらと☺️

長いし、まとめる気もないので
気が向いてお付き合い頂けたら嬉しいです💓


数年前から水耕栽培が増えてきて
最近では『こちらは清潔な水耕栽培のお野菜です』
っていうキャッチフレーズまで
印字されてたりするからびっくりするわー


基本的に私は自分が好まないことは
ただ好まないだけで
存在丸ごと否定する姿勢はないんだけど
(取り入れたくない。と、存在否定は別だから。)

大地は不潔である。と思ってないから
水耕栽培=清潔ってのもなーと感じるんだけど
土がついてたり土で育つと汚いんだろか?🙄


10年くらい前に
仕事が忙しくて、無になりたい!
没頭したい!癒されたい!と思った時に
短大で陶芸で土をこねてる時がすごく
精神的に癒されたのを思い出して

でも教室に通うとして、
好きな時にできないじゃないか!
…何か!こねるもの!!

という流れから、
パン作りにハマった時があったんだよね。
(発想がちょっとぶっ飛んでるのは自覚してるよw)


初めてのパン作りはスーパーで買った
イースト菌で。ふわふわしたパンで
可愛かったし美味しかった♡

それから自家製酵母に興味をもって
捨てるはずの桃の種やトマトのヘタ、
いろんな果物や野菜から
自家製酵母を育ててパンを作ってみたら

イースト菌は一定の安定した味なのに比べて
自家製酵母で作ったパンは
香りも味わいも豊かで
噛めば噛むほど美味しさが溢れてきたの!


一緒に食べた兄がうまいこと
表現してくれたなーって思ったのが

『イースト菌はエリート君で
 いつも平均的な結果が約束されてる感じ。
 自家製酵母はいろんなやつがいて
 わちゃわちゃしてて失敗も多いけど
 飽きない個性が集まってる』

って感じの内容だったんだけど
私が魅力的だなと感じるのはいつだって
個性豊かな方なんだよね。


お野菜も大地で育つことで
色んな菌に出逢うでしょ。

日本の土地は狭いし
農家の後継者も少なく
(親戚の農家もそう)

自然災害も多い中、
全てを大地で育てて賄うなんて
無理があるのはわかっているから

水耕栽培や工場内での
時短栽培も大事。


だけど、やっぱり
みなぎる力強さも
野生的な香りも
豊かな味も

大地に根を張って
陽を浴びて
風にゆられて
鳥や虫や動物と共生して
厳しい季節も超えて
育った野菜には

科学の力は敵わないと
感じるんだよなー。


種も改良種ばかりになって
水耕栽培や工場での量産も増えて
人がどんどん大地と離れていくなら
とても悲しい。

便利な生活に守られながら
こんな葛藤をしてるのは
贅沢なんだろうなと思いつつ、

土で育ったお野菜を選んで
微々たる投資をしているよ☺︎



人も命が尽きたら、
土に還るよね。

土からの恵みを受けずに
土に還れるんだろうか?

生き生きとしたいなら
生き生きとした食べ物を
シンプルな調理法で食べよう。



点滴を打ちながら
元気全開で動き回る姿が
想像できないように

必要なものだけ与えても
イースト菌にはなれるかもしれないけど
酵母菌みたいな豊かさは育たないだろうし

一見無駄に見えること
危険や失敗、多くの出逢いがあるから
人間味のある生き方になるんじゃないかなー。


野菜の話だったはずなのに
結局生き方の話になるね。

読んでくれてありがとうございます (*´∀`*) 


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