【赫玲雨】ユニバース25 オスの5類型
結論:生き残るには、あなたから、もっと滅茶苦茶になれ。
◆はじめに
1960年代にネズミの「楽園」を模した実験があった。
管理された平和なユートピア、パラダイスにおいて、
どのような規模であっても、天敵のいないネズミたちは
行動に異常をきたし、数年で絶滅した。
◆本論
わかりやすくまとめてある論文があった。
『都会の隣人を愛しなさい』吉田信彌 (東北学院)
一部引用する。
※——※
オスの行動における5類型
人口が増加したのち、以下の分類に行動が固定化された。
A:闘争と地の利を得た末の居室のボス。支配するオス。
B:不安定な野武士の親分。支配するオス。
以下、闘争から離脱したオス
C:無関心で非社会的なひきこもりネズミ。外見は綺麗。
D:求愛狂のオスネズミ。無差別に求愛をしかけるが、穏やか。
E:奇妙な探り屋。闘争をしない弱虫のくせに活発で、儀礼を無視する。
※――※
D,Eの性格はまさに先日、私が加盟した組織【赫玲雨】のメンバーを彷彿とさせた。
私などはまさにCかつDかつEで、たまにBだ。
◆考察
この実験は実にわかりやすい形で、
平和の中にも闘争があり、
楽園の中には狂気が潜み、
平安の末に崩壊が待っていることを示している。
私にはどうも、人間社会だけが例外だとは思えない。
ネズミたちも彼らなりに足掻いてもがいて工夫した後の絶滅だったはずだ。
私は地方大学院で研究をする上で気を付けていることがある。
それは、優れた成果を上げないことだ。
極端な話、研究は失敗すればするほどいいと思っている。
この考え方、姿勢が間違っていることはわかっている。
しかし、闘争を強めたら何が起こるか、容易に想像がつく。
いかんせん、現状われわれは動物であり、
この先も動物であらねばならぬのだ。
人為的にわざわざ、去勢、削減、弱体化などせずとも、
時が来れば自然応答としてそうなる定めであり、
われわれが人為的だと思っている「ソレ」も、
偉業・成功・遺産として掲げている「ソレ」も、
あらゆる原因も結果もすべては繋がっていて、
ある種の導きの下にあるのだと思う。
という、この思考や巡り合せも縁起なのだ。
まぁとりあえず、気楽に張り切っていこうや👍
大丈夫。
おわりは近い。
そう思った方が、大切なものを大切にできるでしょう。
なんて呑気なことばかりも言っていられないが、
A、Bの闘争に参加するくらいの呑気さ、向こう見ずでぶっきら棒な性格がむしろC、D、Eには必要なのかもしれない。
その逆もまた然り。
『都会の隣人を愛しなさい』
なんとも言い得て妙だ。
人類のうち数%のナニカに目覚めた変態さんが
意図的にネズミよりも非合理的な超絶おバカになれれば、
可能性はあるかもね!👍👍
なにが普通でなにが正当か、もはや全くわからん。
もし常識人ぶった奇人が変なことしても裁かないであげてほしい。
お願い。
おわり
※画像お借りしました。ありがとうございます🌸
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