のこ

日々を愛でるエッセイストです。

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自己紹介│はじめてのnote

のこ、といいます。 まもなく30代が終わる女です。 なんてことのない日々のちいちゃなことを ぽつぽつつぶやく場所がほしくてnoteを選びました。 noteは文字を打つ画面も静かで落ち着きます。 書くことは私の楽しみのひとつなので 毎日ひとことずつ、なにかしら綴っていきます。 どうぞよろしくね。

    • 続けない選択

      お久しぶりです。のこです。 先日、「noteを3週間書いてみて」という記事を投稿しました。そこで「毎日投稿を続けようかな」と書いたものの、どうもひっかかりがあることに気づき、すこし投稿を休んでいました。 今日は、毎日投稿を休んで感じたことについて。 連続日数を求めた結果 noteを書くときに、推奨されていることのひとつは「続けて書く」ことかもしれません。 続けて書いたら確実に文章のスキルが上がるでしょうし、そもそも書くことの好きな人がnoteを使っていますから、「好

      • 小石を先に入れちゃった

        「アレクサ、5分数えて」 アレクサにカウントしてもらって、5分で書いてみます。 なぜなら、今日の私は時間配分がおかしくて、気づいたらもう夕方になっていたからです。ほぼ毎日そうなので、平常運行ではあるのですが。 今日は朝から信頼する方との楽しいZoomがあり、それが終わり次第、お裁縫をしました。お裁縫は超絶苦手です。 今日は昼食の時間を減らして、子どもの部活で使うワッペンをユニフォームに縫いつけました。そしたら指に針が刺さり、やっぱり誰かにお願いすればよかったなと思った

        • That’s 雑

          今日から秋のお彼岸のようです。 野暮用を済ませがてら近所を歩くと、お花を持つ人に白檀の香りと、お彼岸らしい光景です。今日はお天気で良かったと思いました。 お彼岸といえば、今年の春彼岸にあったしょうもない出来事を思い出したので、誰のためにもならないけれど書いてみます。 「ろうそく、ついてるよ」 今年の春彼岸の最中、私はちょっとした用事があって実家に行きました。 常識といわれるものがあったりなかったりする私は、正直なところ、お彼岸の日にちもよくわかっていません。近所にお

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        自己紹介│はじめてのnote

          中待合室にて

          病院で待っている間に、自然と聞こえてくる会話を聞くのが好きです。 悪趣味だとはわかっているものの、聞こえてくるものはしょうがない。 今日は子どもを耳鼻科に連れていき、中待合室に呼ばれてから耳に入ってきた会話が印象的でした。 会話 私と子どもの前にある長椅子に腰かけたのは、男子高校生とそのお母さんの組み合わせです。 お母さんより遥かに背が高いその高校生はスマホを始終眺めていて、診察券を持ってというお母さんの声がけに対して「今夢中で無理」、と。 お母さんはそういう返答に

          中待合室にて

          noteを3週間書いてみて

          早いもので、noteを始めてから3週間が経過しました。毎日更新してきたので、全部で21記事になりました。 インキュベートの法則 「インキュベートの法則」をご存じでしょうか。 何かの行動を習慣化させたいと思ったとき、脳がその行動を習慣だと認識するためには21日間がかかる、という行動心理学の法則です。 はじめは意識的にやっていたことでも、21日間続けると無意識でもできるようになって定着するんですって。 21日連続で書いてみた所感5つ noteを開いてまっさらな画面を眺め

          noteを3週間書いてみて

          HSP

          noteを開くと、最初のページにおすすめの記事がたくさん表示されます。 私には文章術やnoteのおすすめの使い方などを紹介した記事がよく表示されるのですが、もうひとつ頻繁に出てくるのがHSPについてです。 今日も、ページを開くと「隠れ繊細さん」「HSE」「内向型HSP」が3段に分けて表示されました。続くのは、「あがり症」「内向型」「HSP気質」「アドラー心理学」。 私は先月の26日からnoteを始めました。毎日更新しているといってもnoteは始めたばかりでそこまで深い間柄

          手帳の話(続き)

          昨日、手帳について書きました。 一言で要約すると、私はまったく手帳を使いこなせない人間だ、ということです。今日はその続きです。 なお、手帳は日々のタスク管理ではなく、日記のように使っています。 手帳を再び開いてみる 手帳の記事を書いたあと、今年の(5月くらいまで)メイン手帳だった「pure life diary」を今日久しぶりに開いたんです。 日々を熱心に綴っていた今年の1月から5月頭までを振り返りました。読むと時間が溶ける……。文章がおもしろいのではなく、日々のちい

          手帳の話(続き)

          今年の手帳は3冊

          「今年もあと3か月」という言葉が聞こえ始めるころ、来年の1月始まりの手帳が売り出されます。 来年の予定や計画を前倒しでワクワクしながら考えたり、今年もあと3か月という思えば思うほど一抹の焦りを感じたり。 そんな清濁併せ持つ感情を一手に引き受けるのが手帳だなぁと思います。 今年のメインの手帳 私はこれまで、有名な「ほぼ日手帳」から、ここ数年に産声を上げたばかりの手帳、例えば「pure life diary」や「自分軸手帳」などを購入しては、その年の相棒にして実りある一年

          今年の手帳は3冊

          AIとの戯れ

          今日は、なにもしたい気が起きない。 ChatGPTと話してみるかとPCで開いたところ、ChatGPTの画面左側にこれまで私が質問したものの履歴が残っていました。 無料プランでも履歴が残るんだね。知らなかった。具体的な質問日時は残っていないけれど、「2023年」と大きな括りで表示されています。 どんなことを質問していたかも覚えておらず、過去の質問を見てみたら2023年はめっちゃ気弱で疲弊していました。 2023年の質問から 昨年の質問と回答をスクショしてみました。 ひ

          AIとの戯れ

          根っからの気分屋、今を生きる

          理想の半年後 先日、コーチングを勉強中の友人から「理想の半年後ってどんな感じ?」と質問されました。また、「お金や時間、場所などの制限をつけず、なんでも叶うとしたら」と添えられたので、すこし考えてみました。 半年後というのがやけにリアルです。 1年後だと今から若干遠くにあるように感じるし、かといって3か月後では短すぎる。毎日なにかをしている間に3か月はあっという間に過ぎてしまいます。 私は、半年後を思い描いたとき、 ・健康で美しくいる ・家族がみな元気でいる ・ひとりで泊

          根っからの気分屋、今を生きる

          買ったりもらったり

          今日は買った本が届き、さらにはサプライズで本をもらいました。 思いがけず本の日になってうれしい。その2冊をざっくり紹介します。 『マルチ・ポテンシャライト』 著者はエミリー・ワプニックさん、翻訳は長澤あかねさんです。 「マルチ・ポテンシャライト」は聞きなれない言葉ですが、本では以下のように説明されていました。 著者のエミリー・ワプニックさんの本は初めて読むので、どういった方だろうと思い、カバーの袖を見てみました。 マルチ・ポテンシャライトという概念のごとく、肩書きがた

          買ったりもらったり

          読書記録|書く習慣

          書く習慣 いしかわ ゆきさん著『書く習慣』を読み終えました。 これは、数記事前で紹介した本です。 ざっくりとした感想 なにか書いてみたい、でもなにを書けばいいのだろう、と悩む人にぴったりの内容です。 私はそういうふうに手が止まることはあまりないのですが(本当に日々の些細なことばかりを書いているので……)、かしこまらなくていい、感じたままでいいと背中を押してくれる言葉が多くちりばめられていました。 私は特に、第6章の『「書く」ことが与えてくれるもの』が好きです。 感

          読書記録|書く習慣

          光 集う雑草

          朝、6時。風がひんやりして秋そのものでした。夏が得意でない私は、秋を感じるたびに少しずつ元気を取り戻していきます。 晴れた空は高く、ちぎれちぎれのいわし雲。 こんな朝にはゆっくり煎茶でも飲みながら仕事をしようと思ったけれど、あまりに爽やかで心地よかったので、夏の間に伸び放題だった庭の草をむしることにしました。 7時台はまだ涼しく、普段は嫌々やる草むしりすら精が出ます。普段、といったけど本当は年に3回くらいしかむしらない。面倒だからね。 私が朝に見て釘付けになるのは、スギ

          光 集う雑草

          よく喋る梨

          親戚から梨をもらった。立派な梨が6つ。梨というよりは、ウグイス色のような深みのある色の丈夫な箱に入っている。 でっぷりして堂々としたフォルムに、どこかの茶室の砂壁みたいな色と質感。ざらざらした皮を撫でるたび、必要に迫られてこのざらつきを得たのだろうかと梨の祖先に想いを馳せる。寝ぐせみたいにぴょんと飛び出た軸がチャーミングでかわいい。 それぞれネットに包まれて、いい暮らしをしている。大事に育てられ、摘まれ、運ばれ、並べられ、買われ、また運ばれて私の家に来た。 数日前から、

          よく喋る梨

          夏は終われど

          ジョッキはひんやり冷えて 触ると指で文字が書ける 水滴が付くジョッキ 上がる気泡は頭の中ではすでに喉を越して 泡は見るからに細かく ジョッキの取っ手は 繊細さのかけらもない寸胴 にぎるとビールへの期待がさらに高まる そういうふうに設計されていて きらめく小麦色 眺めれば眺めるほど うつくしさに見入り 枝豆 冷奴 モツ煮 さあ ぜんぶ揃いました 今年の夏はビアガーデンに3回行きました。 ホテルの屋上にあるビアガーデンが気に入っています。 むわんとした湿気のある暑さ

          夏は終われど