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買ったりもらったり

今日は買った本が届き、さらにはサプライズで本をもらいました。
思いがけず本の日になってうれしい。その2冊をざっくり紹介します。

『マルチ・ポテンシャライト』

著者はエミリー・ワプニックさん、翻訳は長澤あかねさんです。
「マルチ・ポテンシャライト」は聞きなれない言葉ですが、本では以下のように説明されていました。

●マルチ・ポテンシャライト:さまざまなことに興味を持ち、多くのことをクリエイティブに探究する人。つまり、多くの潜在能力(ポテンシャル)を持っている人。

『マルチ・ポテンシャライト 好きなことを次々と仕事にして、一生食っていく方法』Part1 第1章 P29

著者のエミリー・ワプニックさんの本は初めて読むので、どういった方だろうと思い、カバーの袖を見てみました。

講演家。キャリア・コーチ、ブロガー、コミュニティ・リーダー。コミュニティ・サイト「Puttylike.com」の創設者でクリエイティブ・ディレクター。

同著 カバー袖より

マルチ・ポテンシャライトという概念のごとく、肩書きがたくさんあります。TEDトークで一躍有名になった方だそうで、TEDでのトークテーマは『転職が見つからない人がいるのはどうしてでしょう?』。多くの悩める現代人に刺さるテーマですね。

本をどうやって知ったか

この本の存在を私に教えてくれたのは、知人のRさんでした。
彼女は自分で講座を作って販売したり、セミナーをやったり、民泊を始めようとしたり、旅に出たりと、あちこちで精力的に活動しています。

方々で活躍するRさんは、これまでずっと自分の飽きっぽさをネガティブに捉えていて、習い事などが長続きしないことを家族から指摘されていたのだとか。でも、この『マルチ・ポテンシャライト』に出合い、情熱の対象をひとつに絞らなくていいんだと視界が開けたそうです。

そんなRさんの話を聞いて共感するばかりの私も、自分が興味を持つ対象の多さに罪悪感を覚えていました。日本では、ひとつのことを長く取り組むのは美徳とされているように思いますし、私にもそういう考えが深く根付いています。

興味の対象の多さ、それぞれの浅さ、取り組む期間の短さなどは直すべきことだと長年思っていました。Rさんから教えてもらったこの本で捉え方に変化があったらいいなと思っています。



『戦略的いい人 残念ないい人の考え方』

こちらはプレゼントで頂いた本。
けーりん(唐仁原けいこ)さん著です。

事前知識ゼロの本というのが新鮮ですが、数日前に書店に行ったとき、ランキングの棚にずいぶん黄色い本があるなと思っていたので、たぶんそれですね。

帯の文言がいちいち響きます。
帯には、

優しい、遠慮がち、お人よしな人もいい人のままでうまくいく

『戦略的いい人 残念ないい人の考え方』表紙 帯より

控えめな人の潜在能力が活きていく!
コツは視点を変えるだけ
嫌われない 自信がつく 夢を持てる 応援される
”戦わない”という賢い戦略

同著 裏表紙 帯

なるほど、「優しくて遠慮がちでお人よし」とはまるで私です。読むのが楽しみだなあ。


なぜ読んでいない本を紹介するのか

私は読書感想文というのがめちゃくちゃ苦手です。
学生時代の苦手意識はなんだったんだろうと振り返ってみると、上手にまとめるのが難しいし、私の感想は主題からズレているかも、著者の言いたいことを理解していないかも……と感じていたからなんです。

でも、いろいろな人の書評や感想を読むたびに、このnoteのように自由に書いていいんだなぁと思うようになりました。だから、私も自由に感想を紹介してみようかな、と。

先日紹介した、いしかわゆきさんの『書く習慣』でも「うまくまとめようとしなくていい」とありました。気楽に書こう。

それに、ここで紹介したら、積んでおかないで読むか……と自分のモチベーションにもなりそうですしね。

読めたら、なにかしらまたここで感想を書きます。

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