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初の北海道旅行

もう2ヶ月も前のことになるけれど、家族4人(両親、弟、私)で8泊9日の北海道旅行をしてきた。

私と弟にとっては初めての北海道。

交通手段は、車。

青森港からフェリーで函館港まで渡った。

今回の旅行で訪れた主なエリアは、函館、稚内、旭川、小樽、札幌。

フェリーで函館港に着いた日は函館に一泊し、翌朝稚内に向けてひたすら車を走らせ、稚内のホテルに1泊。
翌日は日本の最北端、宗谷岬に行った。

サハリンは見えなかったけれど、見渡す限りの海と空がキレイだった。

東京に住んでると、電線やらビルやらが邪魔してしまうので、海だけ、空だけが見えるという景色に感動した。

宗谷からは就実の丘を通って旭川に移動し、一泊。

翌日は大雪山に行き、層雲峡ロープウェイに乗って絶景を堪能。

その後札幌に移動して一泊し、翌日は札幌時計台を見て大通り公園を歩きながらテレビ塔にものぼった。

予定にはなかったけど有名なすすきの交差点も見て、それから羊ヶ丘展望台でクラーク博士の像を見た。



そして小樽のホテルに一泊し、翌日はのんびり小樽の運河沿いを歩いた。

夜は再び函館に戻り、五稜郭近くのホテルに泊まって翌日は五稜郭見学。
敬愛する土方歳三さん最後の地で土方さんに思いを馳せた。

午後は元町に移動し、ホテルにチェックインした後で函館山に繰り出し、夜景を見た。

ちなみにこの日のホテルは、かつて新撰組の屯所があった場所に建つ函館元町ホテル。
夢に土方さんが出てこないかなと思ったけど出てこなかった。

翌日の観光最終日は函館ベイエリアを見学し、フェリーターミナル近くのホテルで最後の夜を過ごし、翌朝早くフェリーに乗って青森港へ。

往路は夜だったのでデッキに出られなかったけれど、復路は昼間だったのでデッキでしばらく函館を名残惜しく見つめていた。

少しすると、遠くの水面にイルカと思しき背びれがチラチラ見えた。

すごく嬉しくて、イルカが見送ってくれたのだと思うことにした。

青森港到着後は、ひたすら東京に向かって走り夜に帰宅した。

大まかな流れはこんな感じ。


初めての北の大地の感想は、とにかく広い。

想像はしていたし話にも聞いていたけど、とにかく広い。

一方通行の道なのに3車線もあったり、カーナビの案内が次の曲がり角まで数十キロ単位だったり、いろいろ驚かされた。

交通量が少ない道だと当然、信号もほとんどない。

ずっと運転してくれていた弟は走りやすいと喜んでいた。

途中、野生の蝦夷じかとキタキツネを見た。

他に車がいなかったので少し車を停めてキツネを見ていたけれど、逃げるどころか車にも人にも自ら近づいてきたので驚いた。

触ったり食べ物をあげたりといったことは一切しなかったけど、キツネにはエキノコックスという病気があることを後から知り、可愛い外見に惹かれてうかつに触らなくて良かったと思った。

シカがまた面白くて、道路に出てきたかと思うと、一度立ち止まってこちらをチラと振り向き、のんびりと茂みに入って行った。

私たちが遭遇したのはまだ明るい時間だったからいいものの、街灯もない夜道で突然出てこられたら衝突の危険もおおいにありえるだろうなと思った。

実際、ガイドブックにも事故のことが書かれていた。

内陸では、たくさんの牛を見た。

広い牧草地でのんびりと草を食む牛たちは、ストレスとはまるで無縁なようで羨ましかった。

ただ、場所によってはコンビニはおろかスーパーも全然見当たらず、住民の方はどうやって日常生活を送っているのだろうととても不思議に思った。


北海道グルメもいろいろ満喫できて、ジンギスカン、札幌ラーメン、旭川ラーメン、函館ラーメン、ラッキーピエロのチャイニーズチキンバーガー、小樽の寿司、海鮮丼、ソフトクリームなどを食べた。

詳しく書こうとすればキリがないけれど、初めての北海道旅行としては十分楽しめたと思う。

次に行くときには、是非ともガーデン街道をめぐりたい。

ニセコのトマムリゾートも憧れるし、北海道を隅々まで満喫したい。

でも、何はともあれ家族みんな事故や怪我もなく無事に行って帰ってこれたことが一番。

また絶対に行こう、北海道。

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