意識を変える前に行動する
いま、「AI分析でわかった トップ5%社員の習慣」という本を読んでいる。
この本でとても印象的な言葉があった。
それは、
「意識を変える前に行動する」
というもの。
多くのビジネス書や自己啓発本では、まず最初に意識改革をしろと言う。
意識を変えることでだんだんと行動も変わってくるので、まずは意識を変えることからはじめようというもの。
私も今までは、そのとおりだと思って意識を変えることを意識してきた。
だけど「AI分析でわかった〜」の本では、意識を変えるだけではなかなか行動に結びつかないので、まずはむりやりにでも行動を変えることをすすめている。
そうすることで、意識せずとも行動にともなって意識が変わってくるのだという。
これは、本のタイトル通りAI分析をおこなった結果、きちんと実証されたデータにもとづくもの。
私は、「意識を変える前に行動を変える」という言葉が妙にひびいて、なるほど確かにそうかもしれないと思わされた。
とくに最近、あらゆることで「行動する」ということを意識しているので、なおさらそう感じたのかもしれない。
もちろん、意識を変えることも必要。
それがモチベーションとなって行動につながる場合も多い。
だけど、おそらく多くの人(本では95%の社員)は、考えるだけでなかなか行動に結びつかず、結局やらずじまいでおわったり非効率なのに現状維持でとどまったりしてしまう。
私自身、決して行動力のある人間ではない。
行動するということもまず"意識"しないとむずかしいし、考え出すと思考のループにハマりがち。
だけど、なにも社会を変えるような大それたことなんてできなくても、自分の日常の中でなにか行動を変えてみることはできる。
たとえば、同じ家事でも少しでも効率よくできないかやり方を変えてみたり、家族に普段はスルーしがちな場面で「ありがとう」などの声かけをしてみたり。
って、こんなことも"意識"からはじまってしまうのだけれど、要は考えるだけにとどまらずに行動に移せばいいということ。
行動力がないのを自覚しているからこそ、
「意識を変える前に行動する」
ということをしっかり意識して行動しよう。
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