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猫〜君の隣に居れてよかった〜

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猫の女の子目線ver. ドラマ等の作品とは異なります! 完全オリジナルです。ご理解いただけると助かります
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記事一覧

第8話 いきなりなんなの。

ということで彼と別れました。(訳→飼い主辞めました!)

「彼はペット」的な(笑)(笑)(笑)。

タイトル謎ですよねー

これも理由があります!

彼と別れた直後に…職場の子から連絡するが来ました。

「連絡今いいですか?あの…連絡したいなって思って。彼氏さんと別れたのですか?(失礼な話すみません)」

というようなLINEが来ました。

は?って思いますよね。多分…同じ職場ということもあり…バ

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第7話 一緒に逃げよう。夕焼け

なんで捨てないの?

なんで私が連絡したら連絡返すの?

そういう中途半端嫌いなの。

って怒りたかった。

怒ったって無理だよね。貴方はみんなに優しいもん。

それが嫌だったの。

私だけ見て欲しかった。

やっばり、理系はそういうもんなのかしら。

(偏見に見られたらごめんなさい)

色々考えながら…彼の前に居る。

「あのさ、薬とリスカの件だけど」

「俺のせいだよな?俺が救ってれば、お前

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第6話 ゼロからやり直そう

私は…手に「カッター」を持ってました

「あれ…。薬効いてきた……?」

私はいつの間にか…宙に浮くんじゃないかと思うくらい意識が飛んでいました。

彼は泣いてました。

「なんで泣いてるの………?」

いや、私のせいだよね。

ごめん。

また私が悪い。

彼は悪くない。

だから「早く楽になりたかった」んだ

苦しい日常から抜け出したかったんだ。

ごめん………。彼に言う日は来たみたいだ。

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第5話 明日ももっと大切にするね。

私…自分を大切に出来ない人間なんだ。

彼に言ったことがあった。

彼は…真剣な目で私を見つめてこう言う。

「は?何言ってんの。自分を大切に出来ない人間なんて居ない。それは…姫愛羅が自分を好きになれてないからだろ?俺は君のことが好きだよ?変わらなくていい。汚れてないし、綺麗だよ。もうそういうの言うの辞めようよ。ね?笑って?」

と言われた。

その後…私は泣いてしまった。

彼は頭を撫でてくれた

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第4話 隣で笑ってくれますか?

彼にはある程度過去を話したと思う。

「死にたいほど病んでいた過去」の話も全て…

私は「母親の再婚」がきっかけで…人生が狂いました。

「元義父の性的虐待」のを受けました。

「愛され方」はもう忘れました。

「心は破裂寸前」で…何も考えられなくなりました。

男の人を信じず、心をずっと閉ざし続けていました

私は…もう汚れたのだからと、暗示をかけるかのように………。

第3話 夕焼けって遠ざかるんだね

R 18 です。気をつけて

なんか…切ないタイトルになってしまいました(笑)

私が遠ざかってた。

彼を見ないように…。

見ると、私が好きになる。

「彼に依存」してしまう。

だから…私はやめたんだ。

彼を好きになるのを…そうすれば彼は解放されるんだと。

初めて彼が抱いてくれた時のことを…思い出してしまう。

彼は優しかった。優しすぎるくらい。

私なんかが好きになっちゃダメだったんだ

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第2話 野良猫になった。

私は…野良猫になってしまいました。

こんなに綺麗な空に…私は見とれてしまいました。

「彼との思い出」を振り返り…泣きそうになりました。

何故か私は…傷ついて…

じゃあ、なんで別れたの?

ですよね。

ただの私のワガママです。

「私のワガママに付き合わせるのは違う」と思ったからです。

私だって…彼が好きで好きで…。

こう見えても私、彼には「尽くす」んです。

彼はどう思ってたのかは分

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猫〜君の隣に居れてよかった〜

〜プロローグ〜

夕焼けと共に…彼を手放しました。

私は…昨日から「野良猫」になりました。

名前は「佐藤姫愛羅」(名前はティアラと読みます)

キラキラネーム感が強い名前の人です。

もっと名前がダサければ良かったのに。

95年生まれです

私は就活生を終えて、「とある会社の営業班」に飛ばされました。

彼と共に…。

彼の名は「阿部 結季(ゆうき)」君

どうやら私と同い年のよう。

もっ

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