第5話 明日ももっと大切にするね。

私…自分を大切に出来ない人間なんだ。

彼に言ったことがあった。

彼は…真剣な目で私を見つめてこう言う。

「は?何言ってんの。自分を大切に出来ない人間なんて居ない。それは…姫愛羅が自分を好きになれてないからだろ?俺は君のことが好きだよ?変わらなくていい。汚れてないし、綺麗だよ。もうそういうの言うの辞めようよ。ね?笑って?」

と言われた。

その後…私は泣いてしまった。

彼は頭を撫でてくれた。死にたいほど苦しい…なのに彼だけは救いだった。

でも、迷惑掛けてられない。

し……死にたいよぉ。

その後に「例の件」が発覚することになる。

次は重いテーマかもしれません。許してね?

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