見出し画像

正解のない「アート」の魅力:おうちで取り入れたいアート活動

正解があるものとないもの。この世の中には両方がある。学びをとおしていわゆる「正解」を知っていく子どもたち。

「正解のない部分」が私はこれからもっと大事になると思っている。正解のないもののひとつとして気になっているものが「アート」です。

本日の本はこちら

『子どもはアーティスト 心を育てるアシスト50』著:城戸真亜子


この本を手に取った理由:
✔️子どもの作品を見ることが好きだから
✔️答えのない「アート」に今後の教育の可能性を感じているから
✔️自身のあそび教室「あそびのtaneppo」を運営するヒントがあると思ったから

創造活動の何がいいのか。取り入れられるポイントなど、参考になれば嬉しいです。

手当たり次第だからいい

どうやって子どもたちは、作品を作っているのか。

まず初めに設計図があってそれに向かって作る大人。手当たり次第、そのあたりにある材料から刺激を受けとって、合体させて、想像以上のものを創造する子ども。これこそ、大人のクリエイターが喉から手が出るほど欲しい発想力なのです。

アートの魅力↓

造形活動は自分で考えて自分で作っていくところにおもしろさがある

考えるなかで、問題解決能力も身につくのもいいですね。

大人ができることは裏方作業

大人ができることは教えることではなくて、刺激をうまくとりこめるように、材料やきっかけを周りに整える、そこまで。

ついつい、「この色がりんごっぽいよ」と口を挟んでしまいますが、子どもが備えている能力を引き出すには裏方に徹することが肝です。

横にいると、ついつい要らぬ言葉をかけてしまいます。我が家は、色鉛筆と大量の折り紙、プチプチや素敵なリボンを置いて、私は家事に取りかかります。ワクワクする材料は、用意。

子どもは見てほしいときには自分からやってくる。そのときにしっかり反応して見てほしい箇所を見ること。

▲Instagram 子どもの好きの見つけ方・伸ばし方 発信中


やってみたい!取り入れたい!アート活動とアート思考

本の中で紹介された活動をヒントに今後やってみたい、取り入れたい活動をメモしますね。あそびの回にきた際には一緒にアートをおやこで楽しみましょう!

①おやこで集めた材料を持参する活動

「ママと集めたドングリなんだ」「パパが取ってきた葉っぱなんだ」この特別な経験を持った材料で工作することで、特別がより特別な経験になる。

②壁中ホワイトボード

1人目が生まれたときも家の壁のどこかにホワイトボードの面を作りたかった。書きたいときに書ける。作りたいときに作る。すぐ取りかかれるスペースは確保しつづけたい。現在、絵本をかく机がある。(一日中、広げられている)引っ越し先でもこの空間は維持しよう。

枠を気にせず書きなぐる場所、用意してみたいものです。


③おやこで粘土

作りたいイメージを思い通りに形にできた喜び。大人も一緒に体験する機会をあそびのtaneppoでも取り入れようと思った。ただひたすらこねる。ストレス発散にもなるとのことで、「おやこで粘土」近々企画に入れていきます。


まとめ:アートのほぐす力

何かモヤモヤしたとき。何か伝えたいとき。

表現する方法を知っている子どもは自分の気持ちのコントロールも上手になるんではないかと思っています。私自身もダンスというひとつの表現活動を小さい頃からしていたのは感情コントロールの面でも大きかったです。

正解のある勉強と正解のないダンス。両軸で生きてこれたことは人間力のバランスにもプラスの影響があったのではないかと、親に感謝しています。

アートの可能性は無限大。子どもだけでなく、大人も一緒に凝り固まった思考を解くヒントに使っていきたいものですね。


『子供はみんなアーティスト!』こちらの本も大好きでした。

Instagramは現在「動き」に着目した
モンテッソーリの遊びをアップしています。
その子に寄り添う育児が好きな方、覗きにきてください♡

この記事が参加している募集

#読書感想文

188,766件

#おうち時間を工夫で楽しく

95,506件

産後持病悪化の経験から専業主婦7年。現在未経験からのライターをはじめ、在宅×複業フリーランスとして活動中💨ママだからって諦めない!をモットーにママの可能性を広げていきたい思いで発信&奮闘しています✍️ママを応援したい方一緒に、エイエイオー💪💕