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江東区と高校野球

隅田川と荒川・東京湾に挟まれた位置にあり、古くから物流拠点である「水辺のまち」として発展してきた「江東区」

寺社仏閣など古くからの歴史文化に加え、2020年東京オリンピックの競技場としての気運も高まり注目を浴びている。

今回は今後更に注目を浴びるであろう「江東区」の高校野球を紹介させて頂く。

①東

東

東京メトロ東西線「南砂町駅」から徒歩10分にある当校。
「一球懸命」のスローガンのもと、限られた環境・時間の中で創意工夫を凝らしながら練習に取り組んでいる。

少数精鋭ながら、一戦必勝・上位進出を目指している。

【プロフィール】
●夏季最高成績/都大会3回戦
●練習場所/校庭
●練習時間/週6日

②芝浦工大

芝浦工大

2017年に、「板橋区」から「江東区」へ校舎を移転。校名も附属を加えた「芝浦工業大学附属中学高等学校」へと変更。
卒業生の多くが「芝浦工業大学」へ進むが野球部も例外ではない。

1989年夏季東東京大会ではベスト4まで勝ち進んだ実績を持つ。
近年はなかなか勝ちに恵まれてはいないが、個々の力は毎年のように確かなものがあり、過去最高実績に再び到達できるか期待したい。

【プロフィール】
●夏季最高成績/都大会ベスト4
●練習場所/校庭
●練習時間/週5~6日

③深川

深川

「深高」の通称で呼ばれている「都立深川」
2005年度より都の重点支援校に指定され、2006年度より学力上位層を対象とした特進クラスが1学級設けられた。
SHOWROOM社長の「前田裕二」氏らを卒業生に持つ。

2017年春季大会では12年ぶりの本田会出場を果たした。
狭い校庭ながらも、基礎練習を中心に粘り強いチームを作り上げている。

【プロフィール】
●夏季最高成績/都大会3回戦
●練習場所/校庭
●練習時間/週6日

④墨田工業

角田工業

江東区森下五丁目に所在する都立工業高等学校で、創立 120 年の伝統校。
江戸川区球場や夢の島野球場、駒沢球場等での校外練習も積極的に取り入れてお り、過去最高成績は夏の大会ベスト 4
2015 年は秋・春の都大会でいずれも 16 強に進出し てシード権を獲得している中堅校。

「凡事徹底」を目標に掲げ、過去の最高成績以上を目指している。

【プロフィール】
●夏季最高成績/都大会ベスト4
●練習場所/校庭・江戸川球場・他
●練習時間/週6日

⑤城東

城東高校

1990年代半ばに至るまで毎年東京大学に複数合格者を出していたこともあり、進学指導推進校に指定されている。
1999年には東東京を制し、で初の甲子園出場を果たしている。
その2年後、2001年にも再び優勝し都立で初の2度の甲子園大会出場を果たしている東京を代表する強豪校。

グラウンドはサッカー、ソフトボール、陸上と他部活と共有な上に、学校のルールとして19時までに完全下校が義務づけられている。土日の練習でも午前中はサッカー部が使用するため、野球部は午後からしかグラウンドを使用することはできないと、恵まれてはいない環境ながら、コンスタントにベスト8以上に顔を見せ、「帝京」「東亜学園」など強豪私学を次々と打ち破っている。

【プロフィール】
●夏季最高成績/甲子園出場(1回戦)
●練習場所/校庭
●練習時間/週6日