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武蔵村山市・あきる野市と高校野球

武蔵村山市:東京都の北西部に位置し、北部には狭山丘陵があり、埼玉県に接している。 西部は米軍横田基地の一部が市域にかかり、 中央部から南部にかけては比較的平坦な地形で、住宅地と農地が混在している。市域には鉄道が走っていないため、路線バスが市民の足となります。 市域には多くの自然が生活空間の中に美しく融合している。

あきる野市:多摩地域西部に位置する市であり、1995年(平成7年)9月1日に秋川市と五日市町が合併して発足した。
非常の多くの緑に囲まれ、四季折々の自然を楽しめる他、プールや天然温泉などレジャー施設も豊富。東京都内ながらアウトドアや自然を満喫して生活したい人やファミリー層に人気のエリア。

今回は東京都内でも非常に多くの自然に囲まれ、色鮮やかな風の中で白球を追う野球部を紹介させて頂く。

【武蔵村山】

①上水

上水

武蔵村山市にある公立の高等学校。「拓殖大学第一高等学校」と隣接している。「都立武蔵村山東高等学校」と「都立砂川高等学校」とが統合し2004年に開校した。

打撃練習も行えるグラウンドで、打撃力を磨き、試合での力強いスイングが特徴的。食トレも行い体を作るなど、創部20年に満たないチームが、今後西東京の台風の目になる日は近い注目校である。

【プロフィール】
●夏季最高成績/都大会4回戦
●活動場所/校庭グラウンド
●活動日時/週5〜6日

②拓大一

拓大一

大南四丁目にある私立高等学校。設置者は学校法人拓殖大学。通称は「拓一」・「拓大一高」。
数多くの部活動が関東・全国レベルの実力をもっており、チアダンス部は全米大会への出場経験がある。

1994年に選抜甲子園出場を果たしている。その後2013年・2018年にはベスト16まで勝ち進むなど、古豪復活の狼煙をあげている。
2017年にグラウンドが人工芝へと変わり、環境面は更に整った事で近年は新入部員の数も増え、大所帯へと進化した。

【プロフィール】
●夏季最高成績/都大会ベスト16
●活動場所/校庭グラウンド
●活動日時/週6日
●主なOB選手/木村昌広(元オリックス)清水義之(元横浜)他

③武蔵村山

武蔵村山

1974年の創立以来「大愛に生きる人であれ」を教育目標として厳格な指導を通じた生徒の人間教育を実践。通称は、「武蔵村(むさむら)」。
独自の取り組みとして土曜日に村高学習塾「寺子屋」を開催している。

グラウンドは他部活と共用で、土日の午前中は他の部活がグラウンドを使用するが、その時間も空いているスペースにネットを置いてティーバッティングに取り組むなど、時間を余すことなくチーム全体が意識高く「春、夏共にベスト8以上」を目標に練習に励んでいる。

【プロフィール】
●夏季最高成績/都大会ベスト16
●活動場所/校庭グラウンド
●活動日時/週6日
●主なOB選手/西沢浩一(元ヤクルト)

【あきる野市】

①秋留台

秋留台

あきる野市にある公立のエンカレッジスクール。通称「エンカレッジ」。中学校まで学習で十分力を発揮できなかった生徒や、高校入学後あらためて学びなおしたいと考えている生徒を、励まし、応援し、自信をつけさせ、潜在能力を引き出す為の指導が特徴的である。

練習試合も行えるグラウンドで、「ベスト16」を目標に日々の練習に励む。名物の「タイヤ引き」と「タイヤ押し」により、力強い身体作りを行っている。

【プロフィール】
●夏季最高成績/都大会3回戦
●活動場所/校庭グラウンド・あきる野市民球場
●活動日時/週6日

②東海大菅生

東海大菅生

男女共学の私立高等学校・中学校。東海大学の提携校である。
学校法人菅生学園が運営する、事実上の中高一貫校。
硬式野球部の他、吹奏楽部、サッカー部やラグビー部も全国大会出場の実績がある等、部活動が学校全体を通して非常に盛んである。

野球部は春夏通算7回の甲子園出場を持つ強豪校(2021年選抜出場)
であり、夏季西東京大会では8度の決勝進出を持つ。
毎年タレントを揃え、個々に力のある選手を育て上げているのは、元中日ドラゴンズの投手である「若林 弘泰」監督である。
長らく夏の甲子園出場は遠ざかっていたが、2017年に「早稲田実業」を破り17年振りの出場を果たせば、勢いは衰えず現在まで圧倒的な成績を残し続けている。

余談ではあるが現MLBパドレスの「ダルビッシュ有」選手が「東北高校」の他に選んでいた進学先の候補でもある。

【プロフィール】
●夏季最高成績/甲子園ベスト4
●活動場所/東海大菅生専用球場
●活動日時/週6〜7日
●主なOB選手/勝俣 翔貴(オリックス)金森敬之(元ロッテ)他