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編集者がClubhouseを1週間使ってみた感想

音声SNS「Clubhouse」、盛り上がってますね。

・その場限りでログが残らず、レコーディングできない安心感
・他のSNSなどに会話内容を書いてはいけない「ここだけ」感
・1月末時点ではユーザー数もまだ少なく、招待制のレア感

ということで一気に熱量高まっています。私も1/24(日)に登録して1週間が経ったので、所感をまとめるよ! の日記です。

最初はフォロワーも少ないので、私だけで配信しても知人以外はほぼ聞いてない状況。でも、「うっすら知ってるけど会話するきっかけがなかった人(Twitter相互フォローで仲良くなれそうな感じの相手)」との交流とか、すでに自分を知ってくれている人向けのトークに使っていました。

漫画好き6人でお互いのおすすめ作品を片っ端からKindleで購入したのは面白かったな。別のroomでは「あやちゃん! この子、取材になりそうなネタ持ってるよ!」なんてタレコミもあり、実際に取材が1件決まったことも。

対外発信を意識したroomで生まれる面白さ

登録してしばらくは友人との雑談に使っていたのですが、週末は「女たちがハロプロについて語る」というテーマで、ラジオ配信に慣れている編集者仲間と2人で配信してみました。我々のオタク丸出しのハロプロトークを一通り行ったあと、リスナーさんと交流。

ひとりずつスピーカーに上げて「あなたの人生におけるテーマソングはなんですか?」「どんな視点からメンバーを推していますか?」などなど、3分くらい順番に回していました。

途中から、なんとOGの方々が飛び入り参加してくださり、おしゃべりも。お仕事で面識がある方だったこと、我々がプロフィールで身元を明かしていたから入りやすかったのかもしれません。

モデレーターの我々も一瞬で空気を読み、「これファンの人と本人が語ると変な空気になるし、事務所的にもだめだよね!」と判断。仕切り直して、OG2人のトークを回す司会役に。交流がないOG同士の会話がいきなり始まるのは、Clubhouseならではの面白さ。(※「事務所的にはClubhouse大丈夫なんですか?」と事前確認しました)

Twitterで関連ワードで検索したところ、誰が来たかなどはオープンになっていましたが、会話内容詳細をつぶやいている方はゼロ。でも、ユーザーが増えるとこうはいかないだろうなー。

配信予告すると通知が飛ぶので更に盛り上がる

翌日は小川麻琴さんと一緒に、1時間トーク配信。開始5分前にroomをセットして告知しました(あんまり前もって予約するとハードルが上がるのでは……というびびり)。

お互い、生配信トークに慣れているから大丈夫かなー、ってことで本当に打ち合わせ一切なしの60分。小川さんは「私ワイン飲みながらしゃべってんだけど〜!」って笑ってたけど、私は怖いからお酒飲んだ日は配信できないな〜。

会話を回すモデレーターの存在が鍵

著名人やタレントさんの部屋にリスナーとして入ったり、喋ったりしてみて実感したのが、モデレーターの手腕次第でユーザー体験が完全に変わること。

強いのが、インタビュアーさんやラジオDJ、アナウンサーの方々。対話のプロなので「会話の振り方」「それぞれの尺」「微妙な空気にならないように話題をコントロール」がちゃんと出来ているんですよね。

みんなすぐ気がついたようで、吉田豪さんがいろんな部屋に入るたびにスピーカーに呼ばれていました。忙しそう。

芸能人の方からすれば、身元がわかる人じゃないと会話に混ざる心理的ハードルがかなり高いはずなので、結局このプラットフォームで有名になる人というよりは、社会的与信がある人に影響力は集中するんじゃないかな。

面白い! けど「しんどい」と感じたことも

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