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感応しよう、感応したい。あくびやエロスのように。

ふれると心地よい相手がいるかと思えば

ふれると心地よくない相手もいる。

ふれられたくない相手がいるけど、

ふれて欲しい相手もいる。


愉気を受けると心地よい相手

そうじゃない相手がいることが分かってくる。

活元運動を二人組で行う相互運動

この人と組むとものすごくいつもと違う運動が出る人がいる。

勢いよく運動が出る人がいる。

いわゆるカラダの相性がいい相手と言ってもいい。


もうこれは理屈じゃない。

カラダの感じそのもの。

活元運動は無意識運動そのもの。

だからカラダが敏感で野生が強いカラダは感応を誘発していく。


たとえばセックスでは相手が感じるとこちらの性感がたかまる。

相手が感じていなければ

オーガズムも感じにくいし、

射精が行われてもたいした感応はなくて

男女ともに快感などもたかが知れている。

こちらが濡れていれば相手も濡れてくるし

相手が濡れてくればこちらも濡れてくる。

とってもシンプル。


200畳くらいの広間で行われていた活元運動の会に参加していたとき

どこで活元運動を開始しても

30分ほどの活元運動が終わって目を開けると

必ず先生の近くに移動しているひとがいた。


なに、あのひと

けったいな奴やなあって遠目に感じていた。

どういうことかというと

活元運動は目を閉じて

無意識運動の動きに任せている。

それなのに

その人は大好きな先生に触れたくて

活元運動をしながら

立ち上がり

どんどん先生に近づいていっているように見えた。


え~~

あんなの意識運動じゃんと

遠目から苦々しく感じていたわけ。


そのひとはアジア人で

ダンサー?なのか

奇妙な風体のひとだった。


ところがである。

そのひとと二人で行う活元運動である相互運動をするはめになって

驚いた。


組んでみたら

ぼくが感応させられて

洗濯機の中に

放りこまれたように動かされてしまった。


ものすごく

野蛮なカラダ。

衝動で動いている活元運動だった。

感応の力が凄いの。


古代において神に捧げられていた踊りのルーツって

おそらく活元運動だったんじゃないかなと思っている。

まさにその人の立ちながら動いている様は

妙な踊りの様相を呈していた。


まじで!?

ビックリ!


野蛮なというのは

自然ってこと。


外から見ているだけでは分からないもんだなあ~って思い知らされた。

ふれてみて初めて気づかされたからね。


活元運動が出ないってひとは

整体指導者に整体指導を受けるのが一番いいと思う。

もともと整体指導は無意識運動が滞りなく動くように調整していくことだからね。

心身を整体へ近づけるっていうアプローチがひとつ。

整体指導者との感応を利用する方法。


もうひとつは

既に活元運動が出ている方と相互運動で組んでもらう。

周囲のひとがみんな活元運動が出ている場所に

自分のカラダを置くことで

感応を引き出しやすくなる。

感応の力を借りて、活元運動が出やすい場を作るってこと。

場との感応を利用する方法。


電車内であくびをするひとがいると

周囲にあくびが移るでしょ。

あくびは、緩もうとする無意識運動だから

周囲の人に感応でよく移る。


活元運動を呼び起こすような感応は

恐怖や怒りなどの緊張ではなく、

ゆったりとした安心感、リラックスなどの

緩みによる感応がベースになります。



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