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カラダが自由に動いてくれれば、それでいい。

昔、活元運動を訓練していた人が歌舞伎を観にいって

幕のあいだに幕ノ内弁当を食べたら

突如として強烈に活元運動が出だした。

席に座ってられないので誰もいないロビーで活元運動をしだしたら

食べたものを全部吐いてしまったらしい。

今日は活元運動のせいでえらい目に遭いましたと、野口先生に報告された。


ところが翌日、同じ幕の内弁当を食べた人が全員食中毒になってしまったとニュースになった。

一転して、自分だけが食中毒にならずに済んだと意気揚々に。

一晩で彼の中で活元運動の評価が一変した。


赤ちゃんだって母乳がまずいと吐き出してしまう。

母乳を吐いてしまう赤ちゃんが居たら

助産師のおばあさんが母親の母乳を舐めたら

こんなまずい母乳が飲めるわけないやろ!あんたも自分で飲んでみなさい!

と母親を一喝していた。

ジャンクフードばかり食べていた母親だった。

母親が脚気でも赤ちゃんは母乳を吐き出してしまう。


吐き出すという行為を赤ちゃんは考えてやってない。

生命力が強い赤ちゃんは自然と吐いてしまう。

無意識運動が吐き出してしまう。


カラダが敏感であれば

臭いを嗅いだだけで、ヤバいと感じる。

そして、口には入れない。


臭いで感じなければ

口に入れたときに、ヤバいと感じて吐き出す。


幕の内弁当を食べた人のように

飲み込んでから、カラダがヤバいと感じたら

そこから嘔吐して吐き出す。


カラダがヤバいと感じたんだけど

上から吐き出すことが出来なかったら

今度は下から、肛門から下痢として排泄する。


排泄がスムースに行われずに

腸内で吸収されてしまったら

カラダがヤバいと感じたものは皮膚から排泄しようとする。


口から吐けず

肛門から下痢で出せず

皮膚からも排泄できなければ

毒素は体内に留まってしまう。


カラダが感じて

無意識運動が働いてくれれば

防ぐ手立てが何段階もカラダには設計されている。



公害などは分かりやすい例。

汚染された魚を食べた人が全員病気になっているわけじゃない。

汚染された空気を吸った人が全員病気になっているわけじゃない。


排泄する力が強く、無意識運動が敏感に働いているカラダだったら避けられた可能性がある。


長年タバコを吸っていても

普段から脇汗が黄色くなっていた人は

ぼくも含めてあんまり苦も無くタバコを止められていた。

それは脇汗としてニコチン?タール?そういった物質が排泄出来ていたから。

タバコを吸っていてもニコチン中毒じゃなかったからなの。


脇汗が黄色くない人たちは未だにタバコを吸っているし

聴くとタバコは止められないと言う。

それはやっぱりニコチン中毒だからだよね。


整体指導を受けた後に

皮膚病を患っていた人から直後から下痢になりましたと報告があった。


整体指導を受けた帰りの電車で猛烈な便意に襲われて途中下車しましたという報告をいただいたこともある。


整体指導を受けた直後から下痢になって

1ヶ月で5Kg体重が減りましたと報告をいただいたこともある。

見た目推定50kgくらいの女性だった。


頭の緊張が凄かった方は帰りの電車であくびが止まらなくなってしまった。

数えていたら乗車しているときに44回あくびが出たらしい。


いずれも滞っていた無意識運動が動き始めたことで生じた現象。

カラダに滞り、不調があるのなら

カラダが感じて活元運動が出てくればいい。

自然と、勝手に、カラダは元に回復しようと動き出す。

生体恒常性。ホメオスタシスが働き出す。



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