人生を少し振り返ってみた
最近、ワーケーションって言葉が流行ってるけど、大人だけじゃなくて子どもや若者にもあってもいいよねってことで、「ボラケーション」活動を始めました。
ボランティア × バケーション
コロナウイルスによって、オンライン授業になり、時間をもてあまし、せっかくの人生の夏休みを、なにもできずにいる大学生たち。
大学生時代に、たくさん出会って、遊んで、学んでしないともったいない!!!
まずは、ということで、2泊3日の活動。
農園や子どもの遊び場やってる団体のもとへ。
夜は、みんなでご飯を食べてからの生き方講座と題して、ボラケーション活動を始めた数人が自分の経歴や思いを語りました。
その中の一人として、私も大学生の前で話をさせてもらった。
自分が話をして、人の話も聞いて、めちゃめちゃ面白かった。普段良くあっている人でも、どんな人生生きてきたかなんて聞くことはなかなかないし、地域の歴史とか学ぶのも面白いけど、やっぱり人の歴史こそ学ぶことがたくさんある。
もっと若いときにいろんな人に会って話聞きたかったー!
それなりに聞いてた気もするけど、もっと。笑
大学生だけじゃなくて、中学生くらいからしたい。この企画。それだけ、人の歴史を聞くって価値があることだと思う。
今までも何回かこういう機会をもらったことはあるけど、久々に自分の話をして、私けっこういい人生だなと改めて思った。
ほんとに、好き勝手して生きてる。笑
それと同時に、まだまだだなとも思う。
自分で思い描いていたほど、大人にはなれていないし、持っているスキルもたいしてない。知識も経験も人脈もまだまだすぎて、少し切ない。
それでも、少しずつは前に進んでいる気もする。進んで戻ってを何度も繰り返して。
石巻を出ようと決めてから、ここで生きてきて自分が残せたもの得られたこと、残していけることってなんだろうってずっと考えている。
最近、それが少しずつだけど見えてきた。ような気がする。
なにもできていないと思ったけど、やってきたこと、やれたことは多くて、出会えた人も多い。
児童館に来ている中学生に、「尊敬している人。あんな人になりたい。」と言ってもらえた。
高校生に、「初めて自分の話ができた。大人のイメージが変わった。」と言ってもらえた。
小学生に、「変なおとな。でも面白い。」と言ってもらえた。
地域の人に「がんばってるね。いつでも力になるよ。」と言ってもらえた。
とても恵まれているなあ。あたたかいなあと思う。
こんな素敵な所を離れるのはすごく寂しいけれど、離れていてもまたいつでも帰って来れる安心感と、もらった恩を私なりに返していきたい思いがある。
恩の返し方って、人それぞれだと思うけど、私は、恩をもらった人に直接返すよりも、その思いや行動を他の人に繋げていくことが、何よりの恩返しだと思っている。
だから、外へ出て、もっと違う世界で、形にしていきたい。どんな形になるかはまだわからないけど。
人に話すことによって、自分のことを再確認できた。
あともう少し、ここにいる間に私ができること、やりたいこと、たくさんやっていきたい。
石巻で、ボラケーションしたい学生、待ってます!!!
もちろん、大人でも!!
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