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京都へ行こう❣【168】

今回は、『東本願寺』です。
『京の冬の旅』非公開文化財特別公開では40年ぶりの公開となる『大寝殿・白書院』を拝観してきました。(3月16日で終了)

阿弥陀堂門【重要文化財】

3月3日撮影

右奥にはチラッとこけしの『花子』ちゃんの
頭が見えます。この後しっかり撮影(*´艸`*)♡

『花子』

Yottaさんの作品

京都ではすっかりお馴染みになった、巨大な
バルーン製の花子ちゃん。
お昼間だけ、歌ったりおしゃべりしてくれます。(展示は3月12日で終了)

御影堂門【重要文化財】

3月3日は、花子ちゃんと御影堂門を撮影した
所で時間切れ。
仕事があるので、ダッシュで大阪に戻ります。

3月4日撮影

翌日に出直して拝観しました。

立派な門✧*。

3月末から『宗祖親鸞聖人御誕生八百五十年・
立教開宗八百年慶讃法要』が始まります。
(このあたりは3月に書いてます💦)

手水舎

御影堂【重要文化財】

世界最大級の木造建築で、親鸞聖人の御真影
(木造)が安置されています。

外から見た御影堂
※パネル写真

御影堂の廊下を無人で撮っていますが、実際には外国からの観光客でいっぱい。
京都駅から近いからかな?
花子ちゃんの影響があるのかもしれません。

御影堂から見た御影堂門

『慶讃法要』に向けた境内の整備工事が進められています。阿弥陀堂・御影堂へのスロープの設置や、ゆるやかな階段や大型テントの設営など、境内全域において工事が行われています。

御影堂から見た阿弥陀堂と京都タワー

阿弥陀堂【重要文化財】

御本尊である『阿弥陀如来』を安置する阿弥陀堂は、一般のお寺の『本堂』にあたります。

渡り廊下

阿弥陀堂と御影堂は、渡り廊下で繋がっています。大橇(おおぞり)が展示されていました。

大橇(おおぞり)

渡り廊下
阿弥陀堂から見た御影堂

こちらまでは無料ゾーン。
阿弥陀堂や御影堂には誰でも自由に入れます。堂内は撮影不可ですが、廊下などは撮影可能。

菊門(勅使門)

伏見城の遺構として移された門です。
烏丸通りから見た門扉に『菊の紋章』がある
ため菊門といわれています。

大寝殿【国登録有形文化財】

境内に現存する最古の建物ですが、現在は床暖房完備。畳が『ぬくぬく』でした(*´艸`*)♡
日本画家・竹内栖鳳(たけうちせいほう)によって描かれた3つの障壁画があります。

『歓喜(かんぎ)』

障壁画は、防犯のため全面ガラス張りで見事に反射。餌をついばむ雀だけ撮影しました。

『風竹野雀(ふうちくやじゃく)』

強い風に吹かれ、大きく枝がしなっている竹林の中を、二羽の雀が飛びめぐっている姿が描かれています。

『古柳眠鷺(こりゅうみんろ)』

雪景色に生い立つ柳の枯木の上で、静かに休む白鷺の姿が描かれています。

大寝殿前の廊下
白書院への渡り廊下

白書院

こちらは、来賓の接待などで使用されます。

帳台構えや違棚を設けた書院造りで、欄間には藤が描かれています。

『群鶴図』

狩野親信 筆

ガイドさんより、部屋の格式は『天井の装飾』で分かると教えてもらいました。
こちらは細かい格子組に加え、壁と天井の境い目に曲線を描いている『折上小組格天井』。
一番格式が高いものです。

能舞台

白書院から観能する造りになっています。
2022年10月には、この能舞台で西川貴教さんが紋付き姿でコンサートをされています。
見たかったなぁ〜(*´艸`*)♡

渡り廊下

案内図

いかがでしたか?
『京の冬の旅』にしては珍しく写真撮影可能でしたが、大寝殿の防犯ガラスが曲者でした!
今年は親鸞聖人が誕生して850年、浄土真宗が開かれて800年となる年を迎えています。
第二法要は4月29日までです。

『悠久の祈り』

4月13日撮影

こちらは、いけばなの素材として『竹』に着目したもので、東本願寺の飛地境内地『渉成園』の竹を使い、祈りを込めた歓迎装飾です。

最後までお読み下さりありがとうございます❣

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